こんにちは。アルヴェル&ハイエース完全ガイド 運営者の「ホシ」です。

ヴェルファイアの後席へフリップダウンモニターを後付けするか迷う方は少なくありません。

私自身も東京と山梨を往復する長距離移動の中で、後席モニターの快適さと選び方の重要性を痛感しました。

純正オプションと社外品の費用差やHDMI接続のコツを知れば、予算と用途に合う1台を選べるでしょう。

この記事のポイント

  • ヴェルファイアの後席モニターの必要性とメリット
  • 純正と社外フリップダウンの後付け費用相場
  • HDMI接続で動画やゲームを楽しむ手順
  • 失敗しない取付依頼先とリセールへの影響

ヴェルファイアの後席フリップダウンモニター後付け術

ヴェルファイアの2列目キャプテンシートに座り後席フリップダウンモニターを見上げる若い日本人親子
長距離ドライブの渋滞時でも後席モニターがあれば家族全員がリラックスして過ごせます

ヴェルファイアの購入時や納車後に、後席用のフリップダウンモニターを装着すべきか悩むオーナーは数多くいらっしゃいます。

自動車部品メーカーの営業として多くの車両を見てきた経験から言うと、家族や友人を後席に乗せるなら満足度の高い装備です。

まずは後席モニターが真価を発揮する場面から、天井への固定構造や純正と社外品の費用比較まで順番に見ていきましょう。

後席モニターの必要性と家族ドライブでの満足度

ヴェルファイアに後席モニターが必要かを判断する最大の基準は、同乗者が後席で過ごす時間の長さと快適性の優先度にあります。

というのも、ヴェルファイアは前席と2列目シートの距離が広く設計されており、運転席中央のナビ画面を後席から覗き込むのが構造的に難しいからです。

もし後席モニターがない状態で長距離ドライブに出かけると、2列目や3列目に座る子どもや家族は前の画面が見えずに退屈してしまうでしょう。

私自身、東京と山梨を結ぶ中央自動車道で連休の渋滞に巻き込まれた際、後席の映像環境がいかに車内の雰囲気を左右するかを肌で実感しました。

小さな子どもがチャイルドシートでぐずり始めると、運転しているあなたまで焦りを感じて疲労が倍増してしまいます。

そこで天井から開くフリップダウンモニターがあれば、車内がプライベート映画館のような空間に変わり、渋滞時のストレスが劇的に軽減されるはずです。

また、スマートフォンやタブレットを子どもに手渡しして動画を見せる方法と比べても、天井固定式の後席モニターには大きな利点が存在します。

手元の小さな画面を下向きに覗き込み続ける姿勢は、車の揺れと重なることで三半規管の感覚にズレを生じさせ、深刻な車酔いを引き起こす原因になりがちです。

これに対してフリップダウンモニターなら、背もたれに体を預けたまま視線を自然な高さに保てるため、長時間の視聴でも車酔いしにくいというメリットも見逃せません。

さらに、車載スピーカーやヘッドホンと連携して臨場感あふれる音響でアニメや映画を鑑賞できるため、夜の高速道路でも子どもが静かに集中して過ごしてくれます。

普段はフロントシートにしか座らない方なら不要かもしれませんが、家族旅行や帰省で後席を活用する方や売却時のプラス査定を狙う方には初期費用以上の価値がある装備と言えるでしょう。

後席に座る大切な家族の笑顔と快適な移動時間を守れるかどうかを基準にぜひ検討してみてください。

れいちゃん
れいちゃん
タブレットを子どもに持たせると山道ですぐ車酔いするのが悩みでした。天井のモニターなら視線が上がるので安心ですね!
ホシ
ホシ
そうなんです。ヴェルファイアの2列目シートはリクライニング角度も深いので、天井モニターとの相性が抜群に良いですよ。

天井骨格への固定構造とディスプレイの見え方

フリップダウンモニターを天井に後付けする際、多くの方が不安に感じるのが「重いモニターを天井に吊るして走行中に落ちてこないのか」という構造上の安全性ではないでしょうか。

自動車部品の設計視点から解説すると、後席モニターの重量は約1.5キロから2.5キロほどあり、段差を乗り越える瞬間にはその数倍の荷重が取付部へ作用します。

そのため、天井の表面を覆っている柔らかい布張りの内装材(ルーフライニング)へ直接ネジを打ち込むだけの施工では、振動に耐えきれず破損してしまうでしょう。

正しい後付け施工においては、天井の内張りを専用の型紙に沿って最小限のサイズで切り抜き、その奥に通っている車体骨格の鉄骨フレーム(ルーフリーンフォースメント)へ車種専用の金属製ブラケットをボルトで固定する構造をとります。

この鉄骨フレームは左右のピラーを繋ぐ頑丈な梁であるため、専用ブラケットを介して締結すれば、荒れた路面を走ってもモニターが脱落する心配はありません。

さらに、ヴェルファイアの広い室内におけるディスプレイの見え方や人間工学的な視野角についても知っておくべき要点があります。

2列目のキャプテンシートを前方に寄せた直立姿勢のままだと、天井のモニターを真下から見上げる形になり首が疲れやすくなるかもしれません。

快適に視聴するためのコツは、2列目シートを後ろへゆったりスライドさせてモニターから1メートル以上の距離をとり、背もたれを少し倒して視線を斜め上方へ合わせることです。

なお、ムーンルーフの有無によって天井裏の鉄骨フレーム位置が異なるため、必ずご自身の車両のルーフ仕様に合致した専用取付キットを選ぶことが隙間や異音を防ぐ鉄則と言えるでしょう。

ヴェルファイアの天井固定構造と快適視聴の3大要点

  • 天井骨格への剛性固定:柔らかい内張りではなく奥の鉄骨梁へ専用金属ブラケットをボルト締結する
  • ムーンルーフ仕様の識別:標準ルーフ車とツインムーンルーフ車で専用取付キットの品番が異なる
  • 人間工学に基づく着座位置:2列目シートを後方へ下げて背もたれを適度に倒し首への負担を防ぐ

純正オプションと社外フリップダウンの費用比較

ヴェルファイアに後席モニターを導入する方法は、「新車注文時のメーカーオプション」「販売店装着のディーラーオプション」「専門店での社外品後付け」の3通りに大別されます。

それぞれの選択肢によって画面サイズや工賃込み総額に違いが生じるため、具体的な数値で比較してみましょう。

ヴェルファイアの天井内張り内部の補強骨格へフリップダウンモニター用金属ブラケットを固定する様子
天井裏の鉄骨フレームへ専用ブラケットを確実にボルト固定することで走行中の揺れや異音を防ぎます

新車購入時に選べる純正メーカーオプションの「14インチリヤシートエンターテインメントシステム」は、天井への格納デザインと車両連携が魅力です。

トヨタ公式の取扱説明書にある通り、純正品は後席操作パネル等と連動し、前席と同じまたは別のソースを視聴できる設計になっています(出典:トヨタ自動車公式『ヴェルファイア 取扱説明書|リヤシートエンターテインメントシステムの機能とはたらき』)。

ただし工場装着専用のため、納車後や中古車購入後に純正メーカーオプション品を後付けすることは構造上ほぼ不可能と言わざるを得ません。

納車後に追加する場合は、ディーラーオプションかアルパイン・カロッツェリア等の社外品を選ぶことになります。

社外品の内訳は「本体代(約5万〜11万円)」「取付キット代(約1.5万〜3.5万円)」「工賃(約2.5万〜4.5万円)」で、工賃込みの後付け費用総額は約9万円から16万円前後が一般的な相場です。

社外品は12.8型や13.3型の大画面やフルHD液晶を予算に合わせて選べるため、費用対効果に優れています。

モニター種類 サイズ 工賃込み目安 特徴・注意点
純正MOP 13.3〜14型 約15万〜23万円 新車注文時のみ可。一体感と査定評価が高い
純正DOP 12.1〜13.2型 約12万〜16.5万円 納車後も販売店で装着可。車両保証が安心
アルパイン製 10.1〜12.8型 約10万〜16万円 専用キットが充実し高画質WXGA液晶を搭載
カロッツェリア製 10.2〜13.3型 約8.5万〜14.5万円 フルHD対応機やHDMI入力を備え映像美に優れる
シートバック2台 9.0〜10.1型 約6.5万〜11万円 前席ヘッドレスト支柱に固定し天井加工が不要

アルパインやカロッツェリアとシートバック型選び

社外品の後席モニターを後付けする際、候補に挙がるのが「アルパイン」と「パイオニア・カロッツェリア」の2大ブランド、そして天井加工を伴わない「シートバック型モニター」でしょう。

自動車部品の流通現場で長年パーツを見てきた私の視点から、それぞれのブランドが持つ設計思想と選び方の勘所をお伝えします。

まずアルパインのリアビジョンシリーズは、アルヴェル専用に開発された製品群が主力であり、天井形状にぴったり沿う専用取付キット(KTXシリーズ)の完成度が高いことで有名です。

30系ヴェルファイアで定番の12.8インチモデル(PXH12X-R-AV等)は、一般的な10インチモニターと比べて表示面積が約1.6倍広く、3列目シートからでも字幕がくっきり読める視認性を備えています。

さらにアルパイン製ナビ(ビッグX)と接続すれば、前後で異なる映像や音楽を流すダブルゾーン機能がスムーズに使える点も大きな魅力ではないでしょうか。

次にカロッツェリア製フリップダウンモニター(TVM-FW1300-B等)は、13.3インチのフルHD液晶を採用した上位モデルなど映像の美しさと格納時の造形美に定評があります。

そして近年40系ヴェルファイアのオーナーから注目を集めているのが、前席ヘッドレストの支柱に取り付けるシートバック型(プライベートモニター)の後付けです。

40系では天井中央に大型のオーバーヘッドコンソールが配置されているため、天井切り抜き型のフリップダウンモニターの適合が限られるケースも少なくありません。

そこで9インチや10.1インチのシートバックモニターを左右2台装着すれば、大切な愛車の天井内張りに一切刃を入れることなく、2列目の左右それぞれで好きな映像を目の前の自然な角度で楽しめるようになります。

3列目まで全員で1つの大画面を共有したいならフリップダウン型、天井無加工と2列目の見やすさを優先したいならシートバック型という基準で選んでみてください。

れいちゃん
れいちゃん
40系ヴェルファイアだと天井に大きなコンソールがあるので心配でした。シートバック型なら天井を切らずに付けられるんですね!
ホシ
ホシ
はい!シートバック型は目線の正面に画面が来るので首も疲れませんし、売却時に綺麗な状態で取り外せるメリットもありますよ。

DIY取付の危険性とプロショップ依頼の判断基準

手先が器用なオーナーの中には、後付け費用を節約するために「通販でモニターと取付キットを買って、休日に自分でDIY取り付けできないか」と考える方もいらっしゃいます。

普段から電装作業を行う私ですが、ヴェルファイアの天井へフリップダウンモニターを取り付ける施工に関しては、専門のプロショップやカー用品店へ依頼することをおすすめせざるを得ません。

その最大の理由は、天井内張り(ルーフライニング)のカッター切り抜き作業が一度きりしか許されない一発勝負であり、数ミリのズレが内装破損につながるからです。

もし型紙の位置がズレて化粧枠の外側まで内張りを傷つけてしまうと、天井内張りを丸ごと交換するしかなく、部品代と工賃で10万円以上の手痛い出費になるでしょう。

さらに、天井中央からフロントのナビ裏まで映像ケーブルや電源ハーネスを引き回す工程にも、重大な安全上の注意点が潜んでいます。

フロントガラス横のAピラー内部やルーフサイドには、衝突時に展開して乗員の頭部を守る「カーテンシールドエアバッグ」が格納されているのをご存じでしょうか。

知識のないままエアバッグの手前を横切るように配線を束ねてしまうと、万が一の事故の際にエアバッグが正常に開かず、乗員の安全を脅かす深刻なリスクを招いてしまいます。

プロショップの熟練作業員であれば、エアバッグの展開経路を避けて純正ハーネスの裏側へ配線を固定し、天井裏で異音が出ないよう防振テープで丁寧に処理してくれるので安心です。

40系ヴェルファイアの外部出力インターフェース施工やネット購入品の持ち込み取付なら、アルヴェルの実績が豊富な自動車電装専門店へ相談するのが最善の判断基準と言えるでしょう。

比較項目 DIY施工 カー用品店 電装専門店
工賃目安 0円(工具代約5千円) 約2.2万〜3.8万円 約3.0万〜5.5万円
作業時間 約5時間〜8時間 約3時間〜5時間 約3時間〜4時間
仕上がり 切りすぎや異音リスク大 手順書に沿う標準仕上げ 隙間ゼロ固定と防振処理
40系対応 信号解析や脱着が困難 特殊加工は不可の店あり DA解析から増設まで対応

ヴェルファイアへ後席フリップダウンモニターを後付け

ヴェルファイアのセンターコンソール後部にあるHDMI端子へケーブルを接続する日本人男性の手元
コンソール後方のHDMI端子にストリーミング機器やゲーム機を接続すれば多彩な映像を後席で楽しめます

ここからは、実際にヴェルファイアへ後席フリップダウンモニターを後付けした後に、その性能を引き出すための活用法と注意点を解説します。

現在のヴェルファイアでは従来のDVDディスク視聴に代わり、HDMI接続を活用したデジタル動画ストリーミングが主流となりました。

HDMI接続の具体的な手順から後付け時の失敗回避策、さらには数年後のリセールバリューを見据えた優先順位まで詳しく確認していきましょう。

HDMI接続でYouTubeやゲームを楽しむ方法

ヴェルファイアの後席モニターを家族全員が喜ぶシアター空間にする鍵は、HDMI端子を使った外部デジタル機器の接続にあります。

なぜなら、30系後期や40系ではCD・DVDデッキが標準装備から外れる傾向にあり、スマホやストリーミング端末をHDMIケーブルで繋ぐ方式へ移行したからです。

トヨタ公式の取扱説明書でも案内されている通り、純正後席ディスプレイ装着車ではコンソール後方のフタを開けた場所にHDMI端子が備わっており、市販ケーブルを繋いで再生する仕組みになっています(出典:トヨタ自動車公式『ヴェルファイア 取扱説明書|リヤシートエンターテインメントシステムにHDMI機器を接続する』)。

社外モニターを後付けする場合も、ナビ経由またはモニター本体のHDMI入力からコンソール付近へポートを引き出しておけば、多彩な機器を接続できるでしょう。

私が長距離移動で愛用しているおすすめの活用法は、「Fire TV Stick」等のストリーミング端末をHDMI端子に挿し、車載Wi-Fiやスマホのテザリングと連携させる方法です。

この組み合わせなら、スマホへ着信が来ても後席の画面が中断されず、リモコン操作でYouTubeや映画、Nintendo Switchのゲームまで自由に楽しめます。

ここで重要な注意点をお伝えすると、取扱説明書にも記載がある通り、接続機器の電源を車両のアクセサリーソケットから直接取ると、エンジン回転数に応じた雑音(ノイズ)が音声に混じる場合があるという点でしょう。

もし雑音が出た際は、電源をモバイルバッテリーから供給するかUSBノイズフィルターを介すことでクリアな音質を確保できるため、不使用時の端子フタ閉めとあわせて実践してください。

Step 1: HDMIポートと電源の確認

コンソール後方の端子と雑音防止用のUSB電源を用意します。

Step 2: Fire TV Stick等の接続

端末や変換アダプターをHDMI端子へ挿して配線を収めます。

Step 3: Wi-Fi接続とソース切替

車載Wi-Fi等をONにし入力ソースをHDMIへ切り替えます。

れいちゃん
れいちゃん
スマホを有線で繋ぐと電話が来たときに動画が止まって不便でした。Fire TV Stickを使う方法ならリモコンで操作できて快適ですね!
ホシ
ホシ
その通りです。画質設定を標準(データセーバー)にしておけば、長距離ドライブでも通信ギガの消費を大幅に抑えられますよ。

後付け施工で陥りやすい失敗例と事前の回避策

ヴェルファイアに社外フリップダウンモニターを後付けしたオーナーの中には、事前の確認不足から「こんなはずではなかった」と後悔してしまうケースが少なくありません。

あなたが同じ失敗を経験しないよう、現場で起きている代表的な4つの失敗例と具体的な回避策を確認しておきましょう。

1つ目の失敗例は、「前席のナビ画面と後席モニターで別々の映像(前後独立再生)ができると思っていたのに、同じ画面しか映らなかった」という電装仕様の誤解です。

30系後期や40系の純正ディスプレイオーディオに外部映像出力アダプターを介して社外モニターを繋いだ場合、基本的にはフロント画面のクローン(複製)出力となるため、前席で地図を見ながら後席で純正テレビを見るといった独立表示ができない仕組みになっています。

前後で別々の映像を楽しみたいなら、モニター本体のHDMI入力にFire TV Stick等を直接挿して独立再生し、音声は赤外線ヘッドホンやFMトランスミッターで聴く構成にするか、前後独立出力対応の社外ナビと組み合わせる設計を事前にショップと相談してください。

2つ目は、12型〜13型超の大画面モニターを開いた際、運転席の通常ルームミラーの視界が半分以上モニターで塞がってしまう問題でしょう。

この視界遮蔽リスクに対しては、リアゲート側のカメラ映像を映し出す「デジタルインナーミラー」をONにして運転する運用を基本とすることで、モニターを開いたままでも後方視界を安全に確保できます。

3つ目は、ツインムーンルーフの有無を確認せずに通販で取付キットを購入し、天井裏のブラケット形状が合わずに買い直しになったケースでした。

そして4つ目の失敗例は、停車中にエンジンを止めた状態(ACCモード)で長時間モニターと通信機器を使い続け、補機バッテリーを上げてしまうトラブルにほかなりません。

大型液晶パネルは電力を多く消費するため、車内で映画やゲームを楽しむ際は必ず車両システムを起動したREADY(エンジンON)状態にしておくことがバッテリー上がりを防ぐルールとなります。

導入の優先順位とリセールバリューを含めた損得

私が当ブログでお伝えしている通り、ヴェルファイアという車は単なる移動手段の消費ではなく、数年後の売却価格(リセールバリュー)まで見据えた「資産価値の高い自己投資」として考えるべき名車です。

そこで気になるのが、「新車注文時に高価な純正メーカーオプションの後席モニターを付けるべきか、それとも納車後に社外品を後付けした方がトータルで得なのか」という損得勘定ではないでしょうか。

美しい日本の並木道を走る黒色のヴェルファイアの外観と充実した室内装備による高い資産価値
メーカーオプションの後席ディスプレイや丁寧な後付け施工は売却時の高いリセールバリューにも貢献します

中古車輸出市場のリアルな実態から言うと、もしあなたがこれから新車のヴェルファイアを注文する段階にあるなら、迷わず第1優先で「メーカーオプションの純正リヤシートエンターテインメントシステム」を選択してください。

というのも、海外輸出バイヤーや国内の中古車査定において、ヴェルファイアの「ツインムーンルーフ」「デジタルインナーミラー」「純正後席ディスプレイ」は評価が極めて高い必須級の装備群として扱われているからです。

新車時のオプション価格が約15万円から20万円前後かかったとしても、数年後の売却査定において純正後席モニター装着車は15万円から25万円以上のプラス査定がつくケースが珍しくなく、実質負担ゼロに近い形で元が取れる計算になります。

一方で、すでに後席モニター非装着の車両が納車された後や、状態の良い30系・40系の中古車を購入した場合は、優先順位の第2位として「アルパインやカロッツェリアの大型フリップダウンモニターの後付け」が最善手となるでしょう。

国内のファミリー向け中古車市場では、一流ブランドであるアルパイン製やカロッツェリア製の後席モニターが隙間なく装着されている車両は、未装着車と比べて5万円から10万円前後のプラス評価を受けやすい傾向にあります。

ただし無名の格安海外製モニターで天井に穴を開けると査定でマイナス評価を受ける恐れがあるため、天井無加工にこだわる方は第3の選択肢として原状回復が容易な国内メーカー製のシートバックモニターを導入し、売却時には純正状態へ戻して査定に出す戦略も検討してみてください。

れいちゃん
れいちゃん
ネット通販で1万円台の安い海外製フリップダウンモニターを見かけたのですが、やめておいた方がいいですか?
ホシ
ホシ
はい、天井を切るフリップダウンで格安品を選ぶのは避けましょう。故障した際に同じ穴サイズに合う代替品が見つからず、天井内張りごと交換になるリスクがあります。

画面やヒンジを長持ちさせる日常メンテナンス法

純正・社外を問わず、ヴェルファイアに装着したフリップダウンモニターを何年経っても美しい状態とスムーズな動作で維持するためには、日頃の扱い方とメンテナンスが欠かせません。

私が車選びと同様に大切にしている「日々の地道なメンテナンスの継続」という視点から、後席モニターの寿命を延ばす3つの実践ポイントをまとめました。

1つ目のポイントは、液晶パネル表面の正しいクリーニング方法です。

後席モニターは子どもの手が届く位置にあるため指紋やホコリが付着しやすいですが、ティッシュペーパーや硬いタオルでゴシゴシと乾拭きするのは避けてください。

トヨタ公式の取扱説明書でも注意されている通り、力を込めて押したり硬い布でこすったりすると、反射防止コーティングや液晶表面に細かい擦り傷がついて白く曇ってしまいます。

画面のお手入れをする際は、必ず電源を切って画面が冷えている状態で、メガネ拭きのような超極細繊維(マイクロファイバー)クロスを使って優しくなでるように皮脂を拭き取るのが鉄則です。

2つ目のポイントは、モニターを開閉するヒンジ(可動軸)機構への負荷軽減にほかなりません。

手動開閉式の社外モニターでは、子どもが画面の角を片手で掴んで斜めに引っ張ったり力をかけたりすると、内部の金属ヒンジやギアに歪みが生じて画面が途中で垂れ下がる故障の原因となります。

画面を開け閉めするときは、必ずモニター本体のロック解除ボタンを押しながら中央部分を両手で添えてゆっくり角度を調整するよう、ご家族にもルールを共有しておくと安心でしょう。

また、純正の電動開閉式モニターの場合は、モーターの焼き付きやギア破損を防ぐため、手で無理に押し広げたり閉じたりせずスイッチ操作のみで開閉させてください。

そして3つ目として、車内温度が60度を超える夏場の駐車時は、降車時にモニターを天井側へ格納しておくことで直射日光による液晶の熱劣化やヒンジへの重力負荷を抑えられ、5年後もガタつきのないコンディションを保てます。

れいちゃん
れいちゃん
うちの子も降りるときにモニターを開けっぱなしにしがちなので、降りる前に格納する習慣をつけます!
ホシ
ホシ
素晴らしいですね!格納しておけば、後席から荷物を積み下ろしするときに頭や荷物をモニターにぶつけて破損させる事故も防げますよ。

後席モニター選びと後付けに関するよくある質問

ヴェルファイアの後席フリップダウンモニター選びや後付け施工について、読者のあなたから寄せられる代表的な疑問と回答をまとめました。

購入前や見積もり前に、車種特有の適合条件や車検基準、ディスプレイオーディオとの連携可否を確認しておきましょう。

特に40系やムーンルーフ車では、選ぶ方式によって必要な変換パーツや工賃が変わるため、以下のQ&Aで疑問を解消してください。

Q1. 40系ヴェルファイアに社外のフリップダウンモニターは後付けできますか?

A. 取り付け自体は可能ですが、専用取付キットの適合確認と外部映像出力アダプターの追加が必要です。40系は天井中央に大型コンソールがあり純正ナビにアナログ映像出力がないため、電装専門店へ相談するかシートバック型を選ぶのが確実でしょう。

Q2. ツインムーンルーフ付きのヴェルファイアでも後付けできますか?

A. はい、後付け可能です。ただし標準ルーフ車とは天井裏の鉄骨フレーム位置や内張り形状が異なるため、アルパインやカロッツェリア等の適合表で必ず「ツインムーンルーフ付車用」の専用取付キット品番を選んで発注してください。

Q3. 後付けしたフリップダウンやシートバックモニターは車検に通りますか?

A. 天井固定のフリップダウン型はそのまま車検に通ります。ヘッドレスト支柱に付けるシートバック型は内部突起基準を満たす必要があるため、カロッツェリアやアルパイン等の「車検対応(保安基準適合)」モデルを選べば取り外さず通過できます。

Q4. 走行中に後席モニターでテレビやYouTubeを見るにはどうすればいいですか?

A. 後席モニター自体は走行中も映る設計です。ただしフロント側から映像を送る場合や前席から走行中に操作したい場合は、テレビキャンセラーを付けるか、後席モニター側のHDMI端子に直接Fire TV Stick等を挿して独立再生させると快適に視聴できます。

年式や仕様で迷った際は、車検証の型式を手元に用意してアルヴェルの施工経験が豊富なプロショップへ事前相談すると正確な見積もりが手に入ります。

ヴェルファイアの後席モニターとフリップダウン後付け

ヴェルファイアの車内で後席モニターを囲んで笑顔で休日ドライブを満喫する若い日本人夫婦
用途や予算に合った後席モニターを選びヴェルファイアでの家族ドライブをより快適な時間へ高めましょう

ここまで、ヴェルファイアにおける後席モニターの必要性から、天井骨格への固定構造、純正オプションと社外フリップダウンモニターの後付け費用比較、そしてHDMI接続による動画・ゲームの楽しみ方まで解説してきました。

ヴェルファイアの2列目・3列目シートは大人が足を伸ばしてくつろげるラウンジ空間ですが、その広い車内だからこそフロントのナビ画面だけでは後席の同乗者が映像を楽しむことは困難です。

もしあなたがこれから新車をオーダーする段階なら、内装との一体感と前後独立操作に優れ、数年後の売却査定でも高いリセール還元が期待できる「メーカーオプションの純正後席ディスプレイ」を選ぶのが最も賢明な投資となるでしょう。

一方で、すでに納車された車両や中古車で後席モニター非装着のヴェルファイアを手に入れた場合でも、諦める必要はまったくありません。

アルパインやカロッツェリアといった信頼できるメーカーの車種専用取付キットを選び、天井内張りの加工とエアバッグ裏の配線処理に精通したプロショップへ依頼すれば、工賃込み約9万円から16万円前後の費用で、純正に引けを取らない迫力の大画面シアター空間を後付けすることが可能です。

また、天井に穴を開けたくない場合や40系で手軽さを重視したい場合には、2列目の目線の高さで疲れずに見られるシートバックモニターという選択肢も大いに役立ちます。

さらに、コンソール後方のHDMI端子にFire TV Stickやゲーム機を接続し、アクセサリーソケット由来の電源ノイズ対策を施しておけば、連休の帰省渋滞でも子どもたちが笑顔のまま目的地へ到着できるのではないでしょうか。

後席モニターへの投資は、愛車の資産価値を高めながら家族とのかけがえのない休日ドライブを何倍にも楽しくしてくれる素晴らしいステップです。

ぜひこの記事でお伝えした費用相場と失敗回避のポイントを参考に、あなたのヴェルファイアにぴったりの後席モニター環境を整えて、充実したカーライフを踏み出してください。

れいちゃん
れいちゃん
純正と社外品の費用の違いからHDMIでYouTubeを見るコツまでよく分かりました!週末にプロショップへ相談に行きます!
ホシ
ホシ
応援しています!ムーンルーフの有無とHDMI配線の希望を事前に伝えれば打ち合わせもスムーズですよ。ご家族で快適な旅を楽しんでくださいね!