ヴェルファイアのタイヤ交換費用は?19・20インチの寿命と通販術
こんにちは。アルヴェル&ハイエース完全ガイド 運営者の「ホシ」です。
ヴェルファイアのタイヤ交換で見積もりが18万円を超えて驚く方は少なくありません。
私も部品業界で多くの事例を見てきましたが、車重が重い分だけ摩耗が早く定価では出費が膨らみます。
そこで今回は、あなたへ19・20インチの寿命と通販で費用を半額にする手順を解説しましょう。
この記事のポイント
- 19・20インチのタイヤ代相場と交換工賃の内訳
- 2トン超の車重で寿命が早まる理由と交換時期の目安
- ディーラーとカー用品店およびネット通販の総額比較
- 取付予約サービスで費用を半額にし長持ちさせる秘訣
ヴェルファイアの20インチタイヤ代と寿命や費用相場

ヴェルファイアを所有していて車検と並んで大きな出費となるのが、数年に一度やってくる大径タイヤ4本の交換費用ではないでしょうか。
特に現行40系で標準採用された19インチやドレスアップで人気の20インチを履いている場合、コンパクトカーとは比較にならない金額が提示されます。
私も自動車部品メーカーの営業として価格動向を追っていますが、まずはリアルなタイヤ代と工賃の内訳、そして摩耗が早い物理的な理由から順番に見ていきましょう。
19インチと20インチのタイヤ代相場と工賃の内訳
ヴェルファイアのタイヤ交換費用を正しく見積もるには、まず自分の車両が履いている正確なタイヤサイズを知り、「タイヤ本体4本の代金」と「交換作業にかかる付帯工賃」の2つに分けて把握することが欠かせません。
先代30系では「235/50R18」や「225/60R17」が主力でしたが、新型40系では「225/55R19」という大径19インチが標準装着され、インチアップでは「245/45R20(40系)」や「245/40R20(30系)」の20インチが多く選ばれていますね。
タイヤはインチ数が1インチ上がるごとに内部の補強構造やゴムの配合技術が高度になるため、18インチから19インチ、さらに20インチへと大径化するにつれて1本あたりの本体単価が段階的に跳ね上がる仕組みです。
| タイヤサイズ区分 | 代表サイズ(30系/40系) | ディーラー・店舗4本総額 | ネット通販+工賃4本総額 |
|---|---|---|---|
| 17〜18インチ(純正) | 225/65R17・235/50R18 | 約110,000円〜165,000円 | 約60,000円〜105,000円 |
| 19インチ(40系純正等) | 225/55R19・245/45R19 | 約155,000円〜220,000円 | 約82,000円〜135,000円 |
| 20インチ(カスタム等) | 245/40R20・245/45R20 | 約180,000円〜260,000円 | 約95,000円〜155,000円 |
表の通り、19インチや20インチの国産タイヤ4本をディーラーや店舗の定価ベースで交換すると、総額16万円から25万円前後という大きな出費になります。
この総額にはタイヤ本体代のほか、「組み替え・バランス調整工賃(4本で約8,800円〜17,600円)」「ゴムエアバルブ交換代(約1,500円〜2,500円)」「廃タイヤ処分料(約1,500円〜3,000円)」が含まれている点も押さえておいてください。
特に19・20インチの低扁平タイヤはサイドウォールが硬く、専用チェンジャーと熟練技術が求められるため、17インチ以下と比べて工賃が4本で3,000円から6,000円ほど高くなるのが一般的でしょう。
しかし工賃の差は数千円程度に過ぎないため、費用の大部分を占める「タイヤ本体4本の仕入れ価格」をネット通販で適正化することが、総額を引き下げる最大の鍵になるのですよ。
重量2トン超と高出力でタイヤ寿命が早まる物理的理由
「前のセダンでは5万キロ近く持ったのに、ヴェルファイアに乗り換えてから3万キロ足らずでタイヤの溝がなくなった」という声は、オーナーの間でよく聞かれる悩みですね。
なぜヴェルファイアのタイヤ寿命がこれほど早まりやすいのかというと、最大の要因は「2トンを超える車両重量」と「約1.94メートルの高い全高による高重心構造」の2つにあります。
現行40系ヴェルファイアの車両重量は2,060kgから2,290kgに達しており、家族や荷物を乗せた状態では約2.5トンもの重さをわずかハガキ4枚分の接地面積で支えている設計です(出典:トヨタ自動車公式『ヴェルファイア 主要諸元表』)。
私が毎月のように東京と山梨の間を高速道路や山道で往復して実感するのは、カーブを曲がる際やブレーキを踏む際に、フロントタイヤの外側ショルダー(角の部分)へ過大な荷重が集中するという物理現象でした。
背が高いミニバンが交差点を曲がるとき、遠心力によって車体が外側へグッと傾くロールが発生し、外側の前輪1本に1トン近い負荷がかかってゴムが路面に擦り付けられます。
その結果、タイヤの真ん中の溝はまだ半分以上残っているにもかかわらず、両端の角だけがツルツルに削れてしまう「外側偏摩耗(肩減り)」が急速に進んでしまうのです。
さらに、40系の2.4Lターボ(最大トルク430N・m)やハイブリッドモーター、30系の3.5L V6エンジンが発進時に生み出す太いトルクも、駆動輪である前輪のトレッドゴムを蹴り出す方向に摩耗させる一因となります。
加えて、エグゼクティブパワーシートなどの重量装備によって後輪側にも常時大きな荷重がかかっているため、20インチのローダウン車両などではタイヤの内側だけが減る「内減り」も起こりやすいのが特徴でしょう。
ヴェルファイアのタイヤが早く減るのは不良品だからではなく、極上の室内空間とゆとりある走りを支えている物理的な宿命だと理解しておくことが、賢いタイヤ選びの第一歩になります。
走行距離3万キロと残り溝4ミリで見極める交換時期

では、ヴェルファイアのタイヤは具体的に「何キロ走ったら、あるいは何年経ったら」交換すべきなのか、明確な判断基準を確認しておきましょう。
一般的なセダンやコンパクトカーのタイヤ寿命が約4万キロから5万キロであるのに対し、ヴェルファイアのタイヤ寿命は「走行距離2万5千キロから3万5千キロ前後、または使用期間3年から5年」がリアルな目安となります。
特に20インチの低扁平タイヤや静粛性重視の柔らかいコンフォートタイヤを履いている場合は2万5千キロから3万キロ前後、耐摩耗性に優れたミニバン専用タイヤを履いて定期的にローテーションしている場合は3万5千キロから4万キロ前後まで持つケースが多いでしょう。
距離と並んで必ず確認していただきたいのが「タイヤの残り溝の深さ」であり、法律上の使用限度は残り溝1.6ミリ(スリップサインの露出)と定められています(出典:一般社団法人日本自動車タイヤ協会(JATMA)『安全に乗るために(日常点検と摩耗限度・位置交換)』)。
タイヤ側面の三角マークの延長線上にある溝底の盛り上がり(スリップサイン)が1箇所でも表面と同じ高さまで露出すると、道路運送車両の保安基準違反となり車検にも通りません。
しかし、2トンを超えるヴェルファイアにおいて「1.6ミリギリギリまで粘る」のは非常に危険であり、実際には「残り溝が4.0ミリから3.0ミリになった時点」で交換を計画するのがプロの鉄則です。
なぜなら、新品時に約8ミリある溝が半分の4ミリを下回ると、雨の日の高速道路でタイヤと路面の間の水を排水しきれなくなり、ハンドルもブレーキも効かなくなるハイドロプレーニング現象が起きやすくなるからですね。
また、週末しか乗らず走行距離が1万5千キロ以下であっても、製造から4年から5年が経過するとゴムの油分が抜けて硬化し、サイドウォールに細かいひび割れ(クラック)が発生します。
「走行3万キロ前後」「残り溝3〜4ミリ」「使用4〜5年またはひび割れ発生」の3つのうち1つでも当てはまったら交換時期だと判断してください。
ミニバン専用タイヤとプレミアム銘柄の性能と価格差
いざヴェルファイアの19インチや20インチタイヤを交換しようと探してみると、1本1万円台後半のモデルから1本4万円を超える高級モデルまで幅広い銘柄があって迷ってしまいますよね。
自動車部品を扱う私の視点から分類すると、ヴェルファイアに適合するタイヤは大きく分けて「①ミニバン専用設計タイヤ」「②最高峰プレミアムコンフォートタイヤ」「③高剛性クロスオーバーSUV系タイヤ」の3タイプに分けられます。
重視する目的別!ヴェルファイア(19・20インチ)銘柄選びガイド
- 寿命・外減り防止・コスパ優先:ミニバン専用(ヨコハマ BluEarth-RV RV03 / ダンロップ ENASAVE RV505)
- 後席の静粛性と耐偏摩耗の両立:ミニバン専用プレミアム(トーヨー TRANPATH LuII / ダンロップ VEURO VE304)
- 40系19インチで直進安定性と静かさを追求:高剛性モデル(ブリヂストン ALENZA LX100 / トーヨー PROXES Comfort II s)
- 極上の静粛性と乗り心地を追求:最高峰コンフォート(ブリヂストン REGNO GR-XIII / ヨコハマ ADVAN dB V553)
まず最も多くのオーナーに満足度が高いのが、ヨコハマの「BluEarth-RV RV03」やトーヨーの「TRANPATH LuII」といった背の高いミニバン専用に設計されたタイヤカテゴリーです。
これらのミニバン専用タイヤは、荷重が集中する外側ショルダーブロックの剛性が特別に高められており、カーブでの車体のふらつきを抑えつつ、ヴェルファイア最大の泣き所である「外側偏摩耗(肩減り)」を大幅に遅らせてくれます。
しかもネット通販の実勢価格では、19インチ・20インチともに4本で8万円から12万円前後と手頃なため、購入費用と寿命の長さにおいて最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
一方、ブリヂストンの「REGNO GR-XIII」やヨコハマの「ADVAN dB V553」といった最高峰コンフォートタイヤは、吸音スポンジ等を備え、荒れた路面のロードノイズを静かに消し去ってくれます。
ただし4本で14万〜19万円前後と価格が高い点と、ゴムがしなやかな分だけ20インチで街乗りを繰り返すとミニバン専用より少し摩耗が早い点は把握しておきましょう。
また、新型40系の19インチ(225/55R19)は高荷重SUVと共通サイズのため、高荷重への耐久性と静粛性を兼ね備えた「ALENZA LX100」などを選ぶのも40系オーナーに評価が高い選び方です。
ディーラーとカー用品店およびネット通販の費用比較
履きたいタイヤの方向性が決まったら、次に重要なのが「どこでタイヤを購入して交換作業を依頼するか」という店舗・ルート選びですね。
主な依頼先は「①トヨタ正規ディーラー」「②オートバックスやタイヤ館などのカー用品店・タイヤ専門店」「③ネット通販+取付予約サービス」の3つに分かれますが、ここでの選択ひとつで5万円から10万円もの金額差が生まれます。
なぜ全く同じメーカー・同じサイズのタイヤなのにこれほど価格が違うのかというと、店舗の在庫保管コストや中間流通マージンの仕組みが根本的に異なるからにほかなりません。
| 比較項目 | トヨタ正規ディーラー | カー用品店・タイヤ専門店 | ネット通販+取付予約直送 |
|---|---|---|---|
| タイヤ本体価格 | メーカー定価販売(割高) | 店頭価格(定価の15〜25%引) | 卸直販水準(定価の40〜60%引) |
| 19・20インチ工賃 | 約16,000円〜26,000円 | 約11,000円〜18,000円 | 約11,000円〜16,500円(定額) |
| 選べる銘柄の幅 | 純正装着銘柄など一部中心 | 店頭取扱メーカーから選択 | 国内外の全主要銘柄を比較可 |
| 4本交換総額目安 | 約160,000円〜250,000円 | 約115,000円〜185,000円 | 約75,000円〜135,000円 |
ディーラーはタイヤの専門問屋ではなく、点検や車検のついでにメーカー希望小売価格(またはわずかな値引き)でタイヤを取り寄せるため、19インチや20インチではどうしても総額18万円から25万円近くに達してしまいます。
一方で、近年急速に普及している「ネット通販+取付予約サービス」は、巨大な物流倉庫から全国の提携整備工場やガソリンスタンドへタイヤを直接発送する仕組みです。
そのため店舗側の在庫リスクや人件費がカットされ、ディーラーと同じ国産一流メーカーの新品タイヤでありながら総額7万5千円から13万5千円前後という半額近い水準で交換できるのですね。
しかも実際の組み替え作業を行うのは、普段私たちが給油や整備で利用している大手のガソリンスタンドや認証整備工場のプロスタッフですので、作業品質や安全性を一切妥協することなく流通コストだけを賢く削れるのが最大の魅力でしょう。
ヴェルファイア20インチのタイヤ代や費用と寿命対策

ここまでの解説で、ヴェルファイアの19インチ・20インチタイヤがいかに高価であり、そしてネット通販の活用がどれほど大きな節約につながるかがお分かりいただけたと思います。
しかしネット通販でタイヤを買う際にやり方を一歩間違えると、「自宅に届いた巨大なタイヤを車に積めず困る」「持ち込み先の店舗で割増工賃を請求される」といった思わぬトラブルに直面しかねません。
ここからは、初めてネット通販を利用するあなたでも迷わず実践できる「直送・取付予約サービスの3ステップ手順」と4大失敗の回避策、そしてタイヤ寿命を1万キロ以上延ばすメンテナンス術を解説しましょう。
ネット通販と取付予約サービスで費用を半額にする手順
ヴェルファイアのタイヤ交換費用をディーラー見積もりの半額近くに抑えつつ、手間もリスクもゼロにする最も賢い方法が、「タイヤ通販と近隣ピットの取付予約が一体化したWebサービス」を利用することです。
以前のようにネット通販でタイヤ単体だけを自宅に取り寄せ、自分でヴェルファイアの荷室に4本積み込んで整備工場へ持ち込むやり方は、1本20kgを超える重量物の運搬で腰を痛めたり、豪華な2列目シートを汚したりするためおすすめできません。
さらに、事前提携のない店舗へ他店購入タイヤを飛び込みで持ち込むと、「持込割増工賃」として通常の2倍近い2万円から3万円の作業代を請求されるケースが多々あります。
Step 1: 現車のタイヤサイズとロードインデックス(耐荷重指数)を確認する
タイヤ側面および運転席ドア開口部の表示で「225/55R19 103H」や「245/40R20 99W XL」等の正確な規格をメモします。
Step 2: 取付予約一体型通販(タイヤフッド・楽天Car等)で銘柄と近隣店舗を選ぶ
タイヤ代と定額交換工賃(バルブ交換・廃タイヤ処分込み)を合算決済し、自宅近くのENEOSや宇佐美、認証工場と作業日時を予約します。
Step 3: 予約日時に手ぶらで来店し約60分の組み替え作業を待つ
タイヤは店舗へ直接届いているため、当日は車で行くだけで追加料金なくスムーズに新品タイヤへの履き替えが完了します。
この課題を解決してくれるのが、「TIREHOOD(タイヤフッド)」や「楽天市場のRakuten Carタイヤ交換」「オートウェイのタイヤピット」といった購入時同時取付予約システムです。
これらのサービスでは、スマホ画面でタイヤ4本を選ぶと同時に、自宅近くのガソリンスタンド(ENEOSやapollostation、宇佐美など)や民間指定工場の空きカレンダーから希望日時をそのまま予約できます。
注文したタイヤは指定した取付店舗へ直接配送され、全国一律の定額工賃もネット上で事前決済されるため、当日に店頭で追加費用を請求される心配が一切ありません。
特にタイヤフッド等では「購入後6ヶ月〜2年間のパンクあんしん保証(1本パンクしても新品交換無料)」が付帯するプランも選べるため、1本あたりの単価が高い19・20インチのオーナーにとって非常に頼もしい仕組みとなるでしょう。
サイズ選びや格安アジアンタイヤで後悔する4大失敗
ネット通販を使えば驚くほど安くタイヤを調達できますが、注文ボタンを押す前に必ず知っておかなければならない「ヴェルファイア特有の4つの失敗リスク」が存在します。
私がこれまで相談を受けてきた中でも最も深刻なのが、1つ目の失敗である「30系と40系の外径違い、およびロードインデックス(耐荷重指数)不足による車検不合格」です。
先代30系ヴェルファイアを20インチ化する際の定番サイズは「245/40R20 99W XL(外径約704mm)」でしたが、新型40系は純正19インチ(225/55R19 103H)の外径が約730mmとひと回り大きくなっています。
そのため、新型40系に30系用の「245/40R20(LI 99)」を誤って装着してしまうと、タイヤ外径が約26mmも小さくなってスピードメーターが狂い、さらに純正基準の耐荷重指数(103=875kg)を下回って車検に通らなくなってしまうのです。
新型40系で20インチを履く場合は、必ず外径と耐荷重を満たす「245/45R20 103W XL(または235/45R20 100W XL等)」を選ばなければなりません。
2つ目の失敗は、20インチのタイヤ代を極限まで浮かせようとして、1本6,000円〜8,000円程度の無名な超格安アジアンタイヤを選んでしまうケースです。
2トンを超えるヴェルファイアに剛性不足の激安タイヤを履かせると、高速道路での車線変更で腰砕けのようなふらつきが出るだけでなく、車内に激しいロードノイズが響き渡り、雨の日のマンホール上でヒヤッとするほど制動距離が伸びてしまいます。
3つ目の失敗は、20インチの大径・低扁平ホイールに対応していない古いタイヤチェンジャーしか持たない店舗を選んでしまい、組み替え時に大切なホイールのリムに擦り傷がつくトラブルでしょう。
そして4つ目の失敗は、ホイールに空気圧センサー(TPMS)が装着されていることを店舗へ事前に伝え忘れ、ビード落とし作業中にセンサーを破損させてしまうケースですので、予約時には必ず「20インチ対応設備の有無」と「TPMS装着の有無」を確認・申告するようにしてください。
偏摩耗を防ぎタイヤ寿命を延ばす空気圧管理と位置交換

ネット通販を活用して納得のいく価格で新品タイヤへ交換できたら、次はその高価な19インチ・20インチタイヤを「いかに偏摩耗させず、1キロでも長く履き続けるか」という購入後のメンテナンスが重要になります。
私が自分の車でも徹底しており、タイヤの寿命を確実に8,000キロから1万2千キロ以上延ばせる3つの具体的な習慣をお伝えしましょう。
1つ目の習慣は、月に1回の点検で「指定空気圧よりプラス10〜20kPa高め、XL規格なら270〜290kPa」を常にキープすることです。
ヴェルファイアの純正指定空気圧は多くのグレードで240kPa(2.4kgf/cm2)に設定されていますが、タイヤの空気は何もしなくても1ヶ月に約10〜20kPaずつ自然に抜けていきます。
空気圧が210kPa程度まで低下したまま2トン超の巨体で走ると、タイヤの両肩が潰れて急激に外側・内側の偏摩耗が進むため、純正タイヤなら「250〜260kPa」、20インチ等のXL(エクストラロード)規格タイヤなら耐荷重対応表に合わせて「270〜290kPa前後」をしっかり充填しておくことが寿命延長の必須条件なのですね。
2つ目の習慣は、走行距離「5,000キロから8,000キロごと(または半年〜1年ごと)」に前後のタイヤ位置を入れ替える『タイヤローテーション』を欠かさず行うことです。
ヴェルファイアは前輪に舵取りと駆動、そして制動の負荷が集中するため、ローテーションをせずに放置すると前輪だけが2万キロ台で寿命を迎え、後輪は溝がたっぷり残ったままというもったいない状態になってしまいます。
半年ごとのオイル交換や冬タイヤへの履き替えのタイミングで前後を入れ替えるだけで、4本の摩耗スピードが均一になり、結果として4本全体の交換サイクルを1年以上先延ばしにできるでしょう。
そして3つ目の習慣は、駐車場での「据え切り(車が完全に止まった状態でハンドルをいっぱいに回す操作)」を控え、少しでも車を動かしながらハンドルを切ることで、フロントタイヤのショルダーブロックが路面にねじり削られるダメージを最小限に抑えることです。
ヴェルファイアのタイヤ交換費用と寿命のよくある質問
ここまで、19・20インチのタイヤ交換や維持管理に関してオーナーからよく寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。
特にインチダウンの可否や製造年週のルール、売却査定への影響は多くの方が迷うポイントでしょう。
タイヤを注文する前の最終チェックとして、ぜひ参考にしてみてください。
Q1. 新型40系の純正19インチから、乗り心地やタイヤ代のために17・18インチへインチダウンできますか?
A. はい、新型40系はブレーキ干渉がない純正同等のインセット・PCD120規格のホイールを選べば、18インチ(225/60R18)や17インチ(225/65R17)へのインチダウンが可能です。特に冬用のスタッドレスセットを買う際は、17・18インチへインチダウンする方が4本で5万〜8万円ほど安く抑えられます。
Q2. ネット通販でタイヤを買うと、製造されてから何年も経った古い在庫タイヤが届くことはありませんか?
A. タイヤフッドや大手通販ショップでは「製造から1年〜1年半以内のメーカー正規新品」が発送されるため心配ありません。JATMA(日本自動車タイヤ協会)の試験データでも、適正な倉庫で保管された新品タイヤは製造後3年間は製造直後と同等の性能を保つことが実証されています。
Q3. 前輪の2本だけ先にすり減った場合、4本全部ではなく2本だけ新品に交換しても大丈夫ですか?
A. 後輪の溝が6ミリ以上残っている場合は2本交換でも問題ありません。ただし4WD(E-Four含む)車両では前後タイヤの外径差が大きくなると駆動系に負荷がかかるため、原則として定期的なローテーションを行い4本同時に交換するのが最も安全です。
Q4. ヴェルファイアを1年以内に売却する予定がある場合、すり減ったタイヤは新品に交換してから査定に出すべきですか?
A. 残り溝が1.6ミリ(スリップサイン露出)未満でなければ、売却前に10万円以上かけて新品へ交換する必要はありません。新品タイヤに替えても査定額がタイヤ代以上にプラスされることはないため、溝が2〜3ミリ残っているならそのまま買取査定へ出す方が金銭的に得になります。
なお、新型40系で社外ホイールセットを買う際は、30系の「PCD114.3(M12)」から「PCD120(M14)」へ規格が変わった点にも注意が必要です。
タイヤ単体の交換なら純正ホイールをそのまま使えますが、ホイールごと新調する場合は必ず「40系専用PCD120対応モデル」かを確認してから注文する習慣をつけると失敗がありません。
ヴェルファイアの20インチタイヤ代と費用や寿命総括

ここまで、ヴェルファイアの19インチ・20インチにおけるタイヤ代と交換費用のリアルな相場から、2トン超の車重で寿命が早まる物理的理由、そしてネット通販を活用して費用を半額近くに抑える実践手順まで詳しく解説してきました。
最後に、あなたが今回のタイヤ交換で後悔しないための重要なポイントをもう一度振り返っておきましょう。
まず押さえておきたいのは、ヴェルファイアの19・20インチタイヤ4本交換はディーラー定価では16万円から25万円前後かかるものの、「ネット通販+取付予約サービス」を活用すれば同じ国産一流タイヤを総額8万円から13万円前後で履き替えられるという事実です。
購入と同時に近隣のガソリンスタンドや指定整備工場へタイヤを直送し、全国定額の工賃で事前予約できるサービス(タイヤフッドや楽天Carタイヤ交換など)を使えば、重たいタイヤを運ぶ苦労も持込割増工賃も一切発生しません。
また、ヴェルファイアのタイヤ寿命は2.2トン前後の重量と高重心ゆえに「走行2万5千キロから3万5千キロ前後(または3〜5年)」と短くなりやすいため、スリップサイン(1.6ミリ)が出る前の「残り溝3〜4ミリ」の段階で早めに交換を計画するのが安全です。
銘柄選びでは、外側ショルダーの偏摩耗とふらつきを抑える「国産メーカーのミニバン専用タイヤ(RV03やTRANPATH LuII等)」または高剛性コンフォート銘柄を選び、静粛性や雨天時の制動力を損なう無名な超格安タイヤは避けてください。
さらに20インチへ交換する際は、先代30系(245/40R20 99W XL)と新型40系(245/45R20 103W XL)で適正サイズと耐荷重指数(ロードインデックス)が異なるため、必ず現車ドア開口部のラベルと照合してから注文しましょう。
そして新品タイヤを履いた後は、月1回の空気圧点検(XL規格なら270〜290kPa前後への補正充填)と、5,000〜8,000キロごとの前後ローテーションを継続することで、タイヤ寿命を1万キロ以上延ばして年間の維持費を大幅に節約できるようになります。
ぜひ今回のガイドを参考に賢いタイヤ調達とメンテナンスを実践し、ヴェルファイアならではの静かでゆとりあるドライブをご家族みんなで長く楽しんでくださいね。



