こんにちは。アルヴェル&ハイエース完全ガイド 運営者の「ホシ」です。

ヴェルファイアの3眼LEDやシーケンシャルが本当に必要か迷うところですね。

2眼LED車との機能差や海外輸出需要を知れば売却時の損得がわかるでしょう。

今回は部品プロの視点から3眼LEDのリセール価値と選び方を詳しく解説します。

この記事のポイント

  • 30系後期の見た目を決定づける3眼LEDと2眼LEDの構造的な違い
  • 流れるウインカーとAHSが夜間ドライブにもたらす安全性と高級感
  • 中古車市場で2眼LED車が敬遠され査定で30万円以上の差が開く理由
  • 新型40系の標準化動向と購入時に妥協してはいけないリセール必須装備

ヴェルファイア3眼LEDとシーケンシャルのリセール

ヴェルファイア(とくに人気の30系後期モデル)を中古車や新古車で探していると、同じエアロボディなのに目元のデザインがキリッと引き締まった『3眼LEDヘッドライト装着車』と、どこか優しい印象の『2眼LEDヘッドライト装着車』の2種類があることに気づきますよね。

日本のきれいな住宅街の駐車場でヴェルファイアの3眼LEDヘッドライトとフロントグリルを指差しながら眺める若い日本人男性
上下2段構造に3つのLEDプロジェクターが並ぶ3眼LEDヘッドライトは上位グレードならではの存在感と高級感を放つ

私自身、自動車部品メーカーのセールスとして車載照明パーツの供給や国内外の中古車流通を長年見てきましたが、結論から言うとヴェルファイアを買うなら「3眼LEDヘッドランプ+LEDシーケンシャルターンランプ」は絶対に妥協してはいけない必須装備だと断言できます。

まずは3眼LEDと2眼LEDの見た目・機能・搭載グレードの決定的な違いから、なぜ中古車市場や売却時の買取査定で30万円〜60万円ものリセール差が生まれるのかを順番に紐解いていきましょう。

30系後期3眼LEDと2眼の見た目と機能の違い

ヴェルファイアの象徴である「上下2段構えのヘッドライト」は、2017年12月の30系マイナーチェンジ(後期型への進化)によって、グレードごとに『3眼LED』と『2眼LED』という明確なヒエラルキー(格付け)が設けられました。

トヨタ自動車公式のマイナーチェンジ発表資料の通り、30系後期の上位グレードにはブラックエクステンション(黒塗り加飾)で引き締めた『3眼LEDヘッドランプ』と、光が内側から外側へ流れる『LEDシーケンシャルターンランプ』、そしてハイビームの照射範囲を自動制御する『AHS(アダプティブハイビームシステム)』がセットで採用されています(出典:トヨタ自動車公式ニュースルーム『「アルファード」「ヴェルファイア」をマイナーチェンジ』)。

30系後期の3眼LED仕様と2眼LED仕様、そして新型40系の3眼LED仕様における機能・搭載グレード・リセール評価の違いを比較表にまとめました。

比較項目 30系後期:3眼LED仕様 30系後期:2眼LED仕様 新型40系:新世代3眼LED
①主な標準搭載グレード Z Gエディション・ゴールデンアイズ・VL・EL 2.5Z(標準車)・2.5X等 40系全グレード標準(Z Premier・EL)
②ウインカーと点灯方式 前後LEDシーケンシャル(流れる光) 通常の点滅式(電球バルブ) 前後LEDシーケンシャル+デイライト
③夜間ハイビーム支援 AHS(部分遮光)+コーナリング灯 AHB(単純なハイ/ロー自動切替) 進化型AHS+LEDコーナリング灯
④売却時のリセール評価 高(輸出・国内で+30万〜60万円差) 低(輸出対象外となり査定が伸び悩む) 高(全車3眼化で高水準の残価率)

表からわかる通り、3眼LED仕様は上段に角型のLEDレンズが3つ並び、さらに下段にもハイビーム用LEDやクリアランスランプが立体的に配置されているため、実は片側だけで「実質4灯〜5灯」もの発光部を持つ豪華な造形になっているのですね。

これに対して2眼LED仕様は、上段に丸みを帯びたレンズが2つ並ぶだけで内部のメッキ面積が広く、下段のウインカーも昔ながらの電球(アンバー球の通常点滅)となるため、正面から見たときの威厳や高級感に大きな差が生まれるのです。

自動車部品の原価ベースで見ても、3眼LEDヘッドランプは配光制御モーターやLED基板が凝縮された超高額パーツであり、この目元の違いがそのまま車両全体の格付けを左右していると言えるでしょう。

流れるウインカーとAHSがもたらす夜間の安全性

3眼LEDヘッドライトを選ぶメリットは「見た目がカッコいいから」というドレスアップ面だけでなく、あなたとご家族の命を守る『夜間ドライブの安全性』が劇的に高まる点にあります。

夕暮れ時のヴェルファイアの運転席で前方の視界を確認しながら穏やかにハンドルを握る若い日本人男性
アダプティブハイビームシステムとコーナリングランプを備えた3眼LEDは夜間の高速道路や山道で頼もしい視認性を発揮してくれる

私自身、東京から山梨へ向かう夜間の中央自動車道や街灯の少ない山道を毎週のように走りますが、3眼LEDにセット装備される『AHS(アダプティブハイビームシステム)』の恩恵には毎回助けられていますね。

2眼LED車に付いている「AHB(オートマチックハイビーム)」は、前方に車が1台でも現れるとライト全体をロービームへ落としてしまいますが、3眼LED車の「AHS」はフロントガラス上部のカメラと連動して先行車や対向車がいる部分だけをピンポイントで部分遮光し、その周囲の道路脇や標識はハイビームのまま明るく照らし続けてくれるのです。

夜間の高速道路や郊外の暗いバイパスを走っているとき、前の車や対向車のドライバーに眩しい思いをさせることなく左右の歩道や横断歩道、さらには山道での鹿やタヌキなどの飛び出しをいち早く発見できる安心感は、一度体験すると元のライトには戻れません。

さらに3眼LEDには、夜間の交差点でウインカーを出したりハンドルを切ったりした方向を広角に照らす『LEDコーナリングランプ』も内蔵されているため、雨の日の暗い住宅街での右左折時に歩行者や自転車を見落とすリスクを大幅に減らせるのですね。

もちろん、内側から外側へ滑らかに光が流れる『LEDシーケンシャルターンランプ』も、単なる点滅ウインカーに比べて周囲のドライバーや歩行者の視線を瞬時に引きつける効果があり、夕暮れ時や悪天候時の右左折・車線変更における巻き込み事故防止に大きく貢献してくれますよ。

つまり3眼LEDとシーケンシャルウインカーの組み合わせは、ヴェルファイアの大きな車体を夜間や雨天でも安全かつ快適に走らせるための「最先端の予防安全パッケージ」そのものなのです。

れいちゃん
れいちゃん
3眼LEDって見た目がキリッとしてカッコいいだけじゃなくて、夜道で前の車だけ眩しくないように避けてハイビームを照らしてくれる機能まで付いてるんだね!
ホシ
ホシ
そうなんです!AHS(アダプティブハイビーム)とコーナリングランプは3眼LEDだけの特権ですので、夜の運転が本当にラクで安全になりますよ!

中古車市場で2眼LED車が敬遠されやすい3つの理由

ここで中古車市場のリアルな実態に目を向けると、30系後期ヴェルファイアを探している多くの購入者が「2眼LED車」を避けて「3眼LED車」へ集中するため、2眼LED車が展示場で長く売れ残りやすいという現象が起きています。

なぜ同じ30系後期モデルでありながら、2眼LEDヘッドライトの車両がここまで敬遠されてしまうのか、その理由は大きく3つに集約されますね。

1つ目の理由は、ヴェルファイアを選ぶ最大の動機である「押し出し感と威厳のあるフロントマスク」が、2眼LEDになると一気に大人しくなり、すれ違った瞬間にベースグレードであることが一目でわかってしまうからです。

30系後期ヴェルファイアのカタログやテレビCM、そして街中で見かける人気グレード(Z Gエディションやゴールデンアイズ)はすべて黒塗りの3眼LED顔であるため、多くの人にとって「30系後期ヴェルファイア=3眼LEDの顔」というイメージが刷り込まれています。

2つ目の理由は、2眼LED車には30系後期の象徴である『LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)』が装備されず、前期型と同じ通常の点滅ウインカーになってしまうことでしょう。

せっかく高い金額を出して後期型のヴェルファイアを購入したのに、交差点でウインカーを出したときに光が流れないと「あれ、後期型じゃなかったっけ?」と寂しい気持ちになりやすいのがオーナー心理というものです。

そして3つ目の理由は、2眼LEDが標準となるベースグレード(2.5Z等)は、ヘッドライトだけでなく車内のシート仕様(手動ファブリックシート)やパワーバックドア非装着など、快適装備の面でも上位グレードと差がついているケースが多い点にあります。

こうした「見た目の迫力・流れるウインカーの有無・グレード装備差」の3つが重なることで、中古車市場では少し予算を足してでも3眼LED車を買いたいという需要が大多数を占めているのです。

3眼LEDと2眼で開く売却時の買取査定とリセール差

では実際にあなたがヴェルファイアを数年乗ってから手放す際、「3眼LED+シーケンシャル装着車」と「2眼LED車」で買取査定額にどれくらいの差がつくのかを具体的な数字で見ていきましょう。

ヴェルファイアの車内で純正センターディスプレイの査定比較グラフを見ながら笑顔で話し合う若い日本人夫婦
中古車市場や海外輸出オークションでは3眼LED装着車と2眼LED車の間に30万円から60万円以上の査定差がつくことも珍しくない

30系後期ヴェルファイアにおけるグレード・ヘッドライト仕様別の売却査定差と、2.5Z標準車にメーカーオプションで3眼LEDが付いている場合のプラス評価額を図解にまとめました。

売却時の明暗!「3眼LED車と2眼LED車のリセールバリュー比較」

比較1:2.5Z Gエディション(3眼LED標準)vs 2.5Z(2眼LED標準)

新車価格差以上に輸出需要の差が直撃し売却査定では「+40万円〜70万円以上」の差が開く

比較2:特別仕様車ゴールデンアイズ(専用3眼LED標準)のリセール評価

ゴールド加飾の3眼LEDと充実装備で2眼の標準Zに比べて「+35万円〜55万円前後」高く売れる

比較3:同じ2.5Zグレード内で「OP3眼LEDあり」vs「2眼LEDのまま」

同一グレード同士の比較でも3眼LEDの有無だけで「+15万円〜30万円前後」の査定差がつく

比較4:購入から売却までのトータル収支(実質負担額)の結論

購入時に少し高くても売却時に同等以上高く売れる「3眼LED装着車」の方が手出しは少なく済む

図解の通り、3眼LEDが標準装備された『2.5Z Gエディション』や特別仕様車『ゴールデンアイズ』と、2眼LEDの『2.5Z(標準車)』を比較すると、売却時の買取査定で35万円〜70万円以上もの金額差が開くケースが一般的です。

また30系後期の2.5Zでは新車時に約15万円のメーカーオプションとして「3眼LED+シーケンシャル+AHS」を追加できたのですが、同じ2.5Z同士であってもこの3眼LEDオプションが付いている個体の方が売却時に15万円〜30万円ほど高く評価されるのですね。

つまり中古車を買うときに「2眼LED車の方が30万円安いからお得だ」と思って飛びつくと、手放すときに30万円〜50万円以上安く買い叩かれてしまい、結果的に高い買い物になってしまうと覚えておきましょう。

海外輸出バイヤーが3眼LED車を指名買いする背景

なぜ3眼LEDヘッドライトとシーケンシャルウインカーの有無が、ここまで決定的なリセールバリューの差を生み出しているのでしょうか。

その裏側には、ヴェルファイアの中古車相場を根底から支えている『マレーシアや東南アジア・中東・アフリカ向けの海外輸出マーケット』の厳格な買い付け基準があります。

日本の中古ヴェルファイア(とくに登録から1年〜5年以内の車両)は、右ハンドル国であるマレーシアへ大量に輸出され、現地では高い関税や輸入許可証コストを含めて日本円換算で『1,200万円〜2,000万円近い超高級VIPカー』として富裕層や企業オーナーに販売されているのです。

現地で1,000万円以上の大金を払ってヴェルファイアを購入する富裕層にとって、最も重視されるのは「誰が見ても一目で最新の上位モデルだとわかるステータス性(フロントマスクの威厳)」にほかなりません。

マレーシアの市場でも「3眼LEDヘッドライト+流れるウインカー=本物の後期型ハイグレード車」「2眼LEDヘッドライト=廉価なベース車または前期型」という認識が完全に定着しているため、現地の輸入ディーラーは2眼LED車をほとんど仕入れないのですね。

結果として、日本のオートオークション会場(USS等)で競りに参加する輸出バイヤーたちは、出品票の装備欄に『3眼LED』の記載がある車両(主にZ Gエディションやゴールデンアイズ)だけにターゲットを絞って高値で競り合います。

輸出バイヤーの入札が入る3眼LED車は世界基準の外貨相場で高く引き上げられるのに対し、輸出リストから外れた2眼LED車は国内オークション相場だけで取引されるため、買取店の提示額に数十万円もの壁が生まれるわけです。

ヴェルファイアを「価値が落ちにくい資産」として所有したいのであれば、海外バイヤーが真っ先にチェックする3眼LEDとシーケンシャルウインカーは絶対に外せないパスポートだと言えるでしょう。

れいちゃん
れいちゃん
海外のバイヤーさんたちも、ヘッドライトが3眼LEDか2眼LEDかをしっかり見て買い付ける車を選んでいるんだね!
ホシ
ホシ
その通りです!輸出先では超高級車として売られますから、見た目の迫力がある3眼LED+流れるウインカー付きに高値入札が集中するんですよ!

ヴェルファイア3眼LEDやシーケンシャルとリセール

第1章では、30系後期ヴェルファイアにおける3眼LEDヘッドライトと2眼LEDの違いや、海外輸出需要によって売却時の買取査定に30万円〜60万円以上の差が開く理由を確認してきました。

ここからは、現行の「新型40系ヴェルファイア」における3眼LEDの標準化動向や、よくある疑問である「2眼LED車を買って後から3眼LEDへ移植カスタムするのはアリなのか」という損得勘定を検証していきます。

さらに後半では、3眼LEDとセットで揃えることで最高ランクの査定額を引き出せる必須装備の組み合わせまで、自動車部品プロの視点で詳しく解説していきましょう。

新型40系で全車標準化された3眼LEDの進化と価値

30系ヴェルファイアではグレードやオプションによって「3眼LED」と「2眼LED」が分かれていましたが、2023年6月に登場した現行の『新型40系ヴェルファイア』ではヘッドライトの装備体系に大きな変革が起きました。

トヨタ自動車公式の主要装備一覧表に明記されている通り、新型40系ヴェルファイアでは売れ筋の「Z Premier」から最上級の「Executive Lounge」に至るまで、全グレードに『3眼LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)+LEDシーケンシャルターンランプ+AHS』が最初から100%標準装備化されたのです(出典:トヨタ自動車公式『ヴェルファイア 主要装備一覧表PDF』)。

つまり新型40系ヴェルファイアにおいては「2眼LEDの廉価グレード」というものがそもそも廃止されており、どのグレードを選んでも最高峰の3眼LEDと流れるウインカー、そして進化型AHSが手に入る設計になっているのですね。

40系の新しい3眼LEDヘッドランプは、30系よりもさらに薄型でシャープな3連プロジェクターを採用し、そのすぐ下にピアノブラック調のフロントグリルと一体化したデイタイムランニングライト兼シーケンシャルウインカーが配置されています。

昼間でも鮮やかに発光するデイライト機能が加わったことで、対向車や歩行者からの被視認性が一段と高まっただけでなく、バックミラーに映った瞬間に「新型40系ヴェルファイアだ」とわかる特別な存在感を放っているのです。

また全車に3眼LEDとシーケンシャルウインカーが標準装備されたことで、40系の中古車市場や海外輸出オークションでは「ヘッドライトの違いによる査定の足切り」がなくなりました。

その分、新型40系でリセールバリューの差をつけるポイントは、後ほど解説する『左右独立ムーンルーフ』や『ボディカラー(白・黒)』といったメーカーオプションの選択へと移っています。

30系後期で多くのオーナーが熱望した「3眼LED+シーケンシャル+AHS」が40系で全車標準になったという事実こそ、この装備がヴェルファイアにとっていかに不可欠な価値を持っているかの証明だと言えるでしょう。

2眼から3眼LEDへの後期移植カスタム費用と注意点

30系ヴェルファイアの中古車を探している方からよく相談されるのが、「車両価格が安い2眼LEDの2.5Zを買って、納車後にネットオークション等で3眼LEDヘッドライトを買って交換(移植)すればお得なのでは?」というアイデアです。

自宅の駐車場でヴェルファイアの3眼LEDヘッドライトのクリアレンズを無地のマイクロファイバークロスで優しく拭く若い日本人男性
後付け移植には高額な部品代と配線加工が必要になるため最初から純正3眼LED装着車を選びレンズを綺麗に保つのが賢明な選択だ

結論から言うと、これから車両を購入する方が「2眼LED車を買って後から3眼LEDを移植する」のは、費用面でもリセール面でもおすすめできません。

「最初から純正3眼LED装着車(Z Gエディション等)を買う場合」と「2眼LED車を買って3眼LEDを後付け移植する場合」のコスト・機能・査定評価の違いを比較表で確認してみましょう。

比較観点 純正3眼LED装着車を購入 2眼車+3眼LED後付け移植 部品プロの損得判定
①必要になる追加費用 車両価格差+25万〜45万円前後 部品+配線加工+工賃で35万〜60万円 移植代が高く初期出費は変わらない
②AHSと電装の信頼性 カメラ連動でAHSも100%正常動作 変換ハーネス使用時はAHS非動作や警告灯懸念 安全性と故障リスクのなさで純正が安心
③リヤの流れるウインカー 前後とも純正シーケンシャル標準 テールランプ一式も別費用で交換が必要 前後揃えるとさらに移植費用が膨らむ
④売却時の買取査定額 +30万〜60万円以上の高リセール 車台番号で2眼ベースと判別され査定伸びず 移植費用は売却時に回収できない

表の通り、ヴェルファイアの純正3眼LEDヘッドランプは内部にコンピュータ(ECU)を抱えた高度な電子部品であり、新品部品を左右揃えて変換ハーネスやバンパー脱着工賃を加えると、後付け移植だけで35万円〜60万円もの大金がかかってしまうのです。

しかも2眼LED車と3眼LED車では車両側のメイン配線やカメラ制御が異なるため、社外の変換カプラーで無理やり点灯させても目玉機能であるAHSが使えなかったり、メーター内に「ヘッドランプシステム異常」の警告灯が出たりするリスクが伴うのですね。

何より売却時の査定ではコーションプレート(車台番号)から「元々は2眼LEDのベース車である」と一発で判別されてしまい、かけたカスタム代が戻ってきませんので、最初から純正3眼LED装着車を選び、レンズにUVカットコーティングを施して綺麗に保つのが一番賢い方法と言えるでしょう。

3眼LEDと合わせて選びたいリセール必須の装備3選

ここまで3眼LEDヘッドライトとシーケンシャルウインカーの重要性を解説してきましたが、売却時に「満額回答の最高リセール」を引き出すためには、ヘッドライトと合わせて揃えておくべき必須条件がもう3つあります。

海外輸出バイヤーと国内の中古車査定士が必ずセットでチェックしている『ヴェルファイアの資産価値を最大化する必須装備・仕様の組み合わせ』を図解にまとめました。

高値売却の黄金法則!「3眼LEDと揃えるべきリセール必須条件」

必須条件1:ムーンルーフ(30系ツイン/40系左右独立ムーンルーフ)

新車約12〜13万円の投資で売却時に「+20万円〜40万円以上」のプラス査定を生む最重要オプション

必須条件2:人気ボディカラー「ホワイトパール(070/089)」または「ブラック(202)」

海外輸出で指名買いされる2大カラーであり他色と比べて「+20万円〜35万円以上」高く売れる

必須条件3:デジタルインナーミラー&BSM(ブラインドスポットモニター)

後席に人や荷物を満載しても後方視界を確保でき輸出査定の加点対象となる実用安全装備

必須条件4:30系後期なら「2.5Z Gエディション」または「ゴールデンアイズ」

3眼LED・シーケンシャル・パワーバックドア・上級シートが揃い最も買い手が集まる王道グレード

図解の中でとくに3眼LEDと並ぶ双璧となるのが、天井のガラス窓である『ムーンルーフ(サンルーフ)』と、ボディカラーの『ホワイトパールまたは202ブラック』の2点です。

どれほどカッコいい3眼LEDヘッドライトが付いた上位グレードであっても、もし天井にムーンルーフが付いていなかったり、ボディカラーがシルバー等の個性派カラーだったりすると、海外輸出バイヤーの評価が一気に下がってしまうからですね。

逆に言えば、「①3眼LED+シーケンシャルウインカー」「②ムーンルーフ」「③白パールまたは202黒」「④デジタルインナーミラー(+BSM)」という4拍子が揃ったヴェルファイアであれば、3年後や5年後のオートオークションで最高ランクの落札価格が約束されるのです。

これから30系後期の中古車を探す方も、新型40系の新車を注文する方も、この黄金パッケージを基準にして車両選びを進めることで後悔のないカーライフと資産防衛を両立できるはずですよ。

れいちゃん
れいちゃん
3眼LEDと流れるウインカーに加えて、ムーンルーフと白か黒のボディカラーを揃えておけば、売る時に怖いものなしの黄金コンビになるんだね!
ホシ
ホシ
バッチリ大正解です!この組み合わせを押さえておけば、数年たっぷり楽しんだ後でも驚くほど高い金額で次の車へ乗り換えられますよ!

ヴェルファイアの3眼LEDと査定でよくある質問

ここでは、ヴェルファイアの3眼LEDヘッドライトやシーケンシャルウインカーの見分け方、特別仕様車のリセール、そして球切れ時の修理費用に関して、読者のあなたからよく寄せられる4つの質問にお答えします。

とくに中古車サイトの写真で「純正3眼LED車かどうか」を見極めるポイントや、シーケンシャル点滅モードの切り替え可否は購入前に知っておきたい知識です。

商談や車両チェックの現場ですぐに役立つプロの回答をQ&A形式でまとめましたので、ぜひ最終確認として活用してくださいね。

Q1. 中古車サイトの写真だけで、30系ヴェルファイアが「3眼LED+シーケンシャルウインカー」装着車かどうか見分ける方法はありますか?

A. はい、フロントヘッドライトの「上段レンズの数と内部の色」を見ることで簡単に見分けられます。3眼LED車は上段に四角いプロジェクターレンズが3つ並び、ライト内部の枠が精悍なブラック(ゴールデンアイズはゴールド加飾)になっています。一方、2眼LED車は上段のレンズが2つで内部全体が明るいシルバーメッキになっているため、正面の写真1枚で確実に判別可能です。

Q2. 30系後期の特別仕様車「2.5Z ゴールデンアイズ(GOLDEN EYES)」の3眼LEDは、通常のZ Gエディションと同じくリセールで高く評価されますか?

A. はい、非常に高く評価されます。ゴールデンアイズには専用ゴールド加飾が施された3眼LEDヘッドランプ、LEDシーケンシャルターンランプ、AHS、さらにウルトラスエードコンビシートやパワーバックドアが特別装備されており、海外輸出バイヤーからも国内の中古車市場からも指名買いが集まる高リセールグレードです。

Q3. シーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)を、車検や好みに合わせて「通常の点滅モード」に切り替えることはできますか?

A. 純正状態のままであっても、すべて日本の保安基準(車検)に100%適合しているため車検時に切り替える必要はありません。もし個人の好みで「流れる光ではなく同時点滅にしたい」という場合は、トヨタディーラーの専用診断機(GTS)で車両カスタマイズ設定を変更してもらうことで、通常の点滅モードへ切り替えることも可能です。

Q4. 3眼LEDヘッドライトが万が一故障したり球切れしたりした場合、電球のように部分交換することはできますか?

A. 3眼LEDヘッドランプはLEDチップと制御基板が一体化された「ASSY(一体型ユニット)」構造のため、電球だけを数千円で交換することはできません。ただし純正LEDの寿命は10年以上と非常に長く、通常の使用で球切れを起こすケースは極めて稀ですので安心してください。

Q1〜Q4でも確認した通り、純正の3眼LEDヘッドライトは耐久性・安全性・リセールバリューのすべてにおいて完成された装備ですので、中古車選びではグレード名と上段3連レンズを確実にチェックしておきましょう。

ヴェルファイアの3眼LEDシーケンシャルとリセール

晴れた日本の海沿いの展望駐車場で3眼LEDを備えたパールホワイトのヴェルファイアの横に並び微笑む若い日本人夫婦
見た目の満足度と夜間の安全性そして売却時の高リセールをすべて満たす3眼LEDとシーケンシャルウインカーは妥協できない必須装備である

ここまで、『ヴェルファイアの3眼LEDヘッドライトとシーケンシャルウインカーの価値および2眼LEDとのリセール差』について、機能面の違いから海外輸出の仕組み、そして新型40系の動向や必須装備の組み合わせまで詳しく解説してきました。

あらためて全体の結論をお伝えすると、「ヴェルファイアらしい精悍な迫力を楽しみながら、手放すときにも最高額の買取査定(高リセール)を受け取りたいすべてのオーナー」にとって、3眼LEDとシーケンシャルウインカーは絶対に妥協してはいけない必須装備だからです。

最後に、あなたがヴェルファイアのグレードやヘッドライト選びで迷ったときに振り返りたい4つの重要ポイントをまとめておきましょう。

1つ目は、30系後期ヴェルファイアにおいて、3眼LED仕様は「流れるウインカー(シーケンシャル)」と「AHS(部分遮光ハイビーム)+コーナリングランプ」がセットになっており、2眼LED仕様と比べて見た目の威厳も夜間の安全性も別次元であることです。

2つ目は、マレーシアをはじめとする海外輸出市場では3眼LED装着車が指名買いされるため、売却時の買取査定において2眼LED車と30万円〜60万円以上ものリセール差が開くという点ですね。

3つ目は、安い2眼LED車を買って後から3眼LEDを移植カスタムしようとすると35万円〜60万円もの費用がかかるうえに売却査定でも評価されにくいため、最初から純正3眼LED装着車(Z Gエディションやゴールデンアイズ、40系各車)を選ぶ方が確実にお得になることでしょう。

そして4つ目は、3眼LEDに加えて「ムーンルーフ」と「ホワイトパールまたは202ブラックのボディカラー」を揃えることで、何年乗っても価値が落ちにくい理想の資産防衛カーが完成するという点です。

ぜひ妥協のない純正3眼LEDとシーケンシャルウインカーを備えたヴェルファイアを選んで、駐車場で振り返りたくなる誇らしさと最高のリセールバリューを両立したカーライフを楽しんでくださいね。

れいちゃん
れいちゃん
最初は「2眼LEDでもお財布に優しくていいかな」って思ってたけど、夜の安全性も売る時の査定額も3眼LEDの方が断然有利なんだね!
ホシ
ホシ
間違いありません!3眼LEDと流れるウインカーはヴェルファイアの顔であり最高のリセールを守る鍵ですので、ぜひ最初から純正3眼LED装着車を選んでくださいね!