韓国語学習初心者「韓国語の独学の方法を知りたい。これから韓国語を話せるようになりたいけど、いったいどこから手を付けたらいいんだろう・・・。具体的な方法を教えて下さい。」
こういった質問に答えます。
本記事のテーマ
韓国語の独学の方法について【完全初心者向け】
韓国語の独学の方法
①目標設定:韓国語の基礎を習得できるようにする。
②環境準備:数冊の参考書を準備する。
③基礎理解:そもそも韓国語って何?
④学習手順:基礎学習→簡単な会話ができる、資格を取得する。
⑤実践練習:韓国へ留学する。
記事を書いている僕は、韓国語の学校に通い基礎から韓国語を習得し、現在は日本で会社を経営し、韓国企業とも韓国語でやりとりをしてます。
僕の経験から、基礎的な韓国語なら独学で十分習得できると思います。
読者さんへの前置きメッセージ
本記事では「これから韓国語の独学を頑張りたいけど、どこから手をつけていいか分からないよ」という方に向けて書いています。
この記事を読むことで、「韓国語の独学の目標設定、具体的な始め方、その後のアクション」までをイメージできるようになると思います。
第2言語を習得すると、その後の人生が劇的に変わると思います。僕も韓国語を習得して、韓国人の方や現地の韓国企業とも直接韓国語でやりとりする中で、色々な出会いを経験し、控えめに言って人生が変わったと言えます。そんな僕が韓国語に感謝しながらも、気持ちを込めつつ、記事を執筆します。
それではさっそく見ていきましょう。
①目標設定:韓国語の基礎を習得できるようにする。
すでに目標が明確ならそれでOKですが、まずは基礎的な韓国語を独学で習得すること、欲を言えば基礎的な資格を習得することで良いと思います。
いきなり高い目標を掲げるのも良いと思いますが、できることからコツコツと少しずつ努力する方法が良いと思います。
目標期間:まずは6ヶ月
僕の経験上、6ヶ月で基礎は習得できると思います。
一般的に基礎的な韓国語を習得するのに必要な時間は、300時間だと言われております。
1ヶ月で50時間、毎日約1.5〜2時間を勉強に費やすことになります。
僕のまわりにも韓国語の完全初心者が6ヶ月で基礎を覚えたあと、韓国に留学したり、韓国語能力検定の資格を取得した人が、結構います。
②環境準備:必要な参考書を用意する
完全初心者からのよくある質問で「独学に必要な参考書がわからないので教えてほしい。」と聞かれることがあります。
結論:この2冊だけ勉強すれば良いです。
[itemlink post_id=”659″]
[itemlink post_id=”668″]
上記の本がおすすめな理由
上記に紹介した本は、韓国語初心者がまず初めに手にとって勉強するのに最適な参考書になります。
特に、<できる韓国語初級>の本は初心者にも読みやすく、最近の韓国語学習書の定番と言っても過言ではないくらい、有名な参考書になります。
4レッスンで韓国語の文字が読めるようになり、挨拶や基本の会話フレーズを覚えられます。
また基本文型を学習しながら短文が作れるようになり、簡単な受け答えや聞き取りができるようになります。
この1冊を読めば韓国語の基礎が習得できるようになってますので、僕が特におすすめする参考書になります。
③基礎理解:そもそも韓国語って何?
韓国語を独学する上でまず最初に覚えるべきは、ハングルです。日本語にひらがながあるのと同じように、韓国語のひらがながハングルになります。ハングルを覚えるということは、韓国語の文字を学ぶということになります。
ハングルの基礎をまず学習
すこし詳しく説明すると、ハングルとは、韓国語を表記するための表音文字であり、ハングルには、「母音」と「子音」、「パッチム」があります。
母音や子音は日本語と同じように考えてよいのですが、パッチムは「終音」。日本では聞きなれない言葉ですが、文字を発音するときに最後に出す音がパッチムです。
パッチムを理解することはそんなに難しくないですが、とりあえず初心者はまず母音と子音を覚えることから始めればよいと思います。
韓国語の発音にも、アルファベットのような規則があり、その基礎であるハングルのパターンを覚えることで、韓国語習得の効率がよくなります。
韓国語のテキストなどには、規則の表が記載されていることが多く、「反切表」や「カナダラ表」とよばれています。
また、韓国語の母音は10個あり、さらに「複合母音」もあるので、ハングルのパターンを覚えていくことが重要です。
そして、良いとされているハングルの覚え順は、「母音」「子音」「パッチム」「複合母」「激音」「濃音」の順番です。
ここまでハングルについて簡単に説明してきて、初心者の方が聞くと、何を言ってるのか、さっぱりわからないと思いますが、今の段階では分からなくて当然ですし
ざっと聞き流してもOKです。
今後、独学を進めていくなかで、一つ一つ基礎の部分を理解していけば良いですし、基礎の部分はかなり重要なので時間を掛けてでも理解していくことが、後々の韓国語の理解に役立つと思います。
④学習手順:基礎学習→簡単な会話ができる、資格取得する
次は、独学で基礎が理解できたあとの学習手順について見ていきたいと思います。
ハングルの基礎が理解できた後の独学手順について
①ハングルの書き方を覚える
②簡単な会話を会話を覚える
③文法を勉強する
④発音を勉強する
上記の手順で学習を進めていくと少しずつ韓国語が理解でき、話せるようになっていくと思いますが、僕個人としては、何か目標を持って独学を進めていく方がモチベーション維持にも良いと思いますので、資格取得を目指しながら、独学を進めていくことを、おすすめします。
韓国語の資格について
韓国語の資格の種類は3つあります。
①ハングル能力検定試験(ハン検)
②韓国語能力検定試験(TOPIK)
③通訳案内士
僕が特に一番おすすめする資格は「韓国語能力検定試験」ですが、問題文のすべてが韓国語で行われるため、初心者には難易度が高めです。
そのため、まずは「ハングル能力検定試験」の5級から学習していくのが良いと思います。
「ハングル能力検定試験」は日本語母語話者が韓国語を学ぶ、ということを前提に作られた試験ですので初心者の方でも、取り組みやすい資格試験になってます。
なので、僕個人の意見としては、「ハングル能力検定試験」で基礎を学んで、「韓国語能力検定試験」に移っていく形がベストなんじゃないかなと思います。
⑤実践練習:韓国への留学
韓国語を学習したら、それとセットで「実践」が大切です。
先程も記載しましたが、韓国語の基礎を学習するのに掛かる時間は、300時間だと言われております。
1日1.5〜2時間勉強して、6ヶ月掛かる計算です。
6ヶ月でどのくらい学べばよいですか?
先程も記載しましたが、重要なところなの再度説明すると、
①ハングルの書き方を覚える
②簡単な会話を会話を覚える
③文法を勉強する
④発音を勉強する
上記の手順で学習を進めていくと少しずつ韓国語が理解でき、話せるようになっていくと思いますが、僕個人としては、何か目標を持って独学を進めていく方がモチベーション維持にも良いと思いますので、資格取得を目指しながら、独学を進めていくことを、おすすめします。
韓国への留学時期
韓国への留学を考えている方は、最低でも基礎的な韓国語の理解と会話ができる状態で留学することをおすすめします。
もちろん簡単な会話ができなくても留学は可能ですが、留学後の韓国語の習得率が基礎理解があるのとないのとでは格段に違ってきます。
特に留学となると、費用もかなり掛かるので、できるだけ効率よく短期で習得するためには、基礎理解は必須です。
また、現地に住むことになりますので、ただ単に語学を勉強するだけではなく、韓国の文化や風習などを学ぶ上で現地の友達を作ることは大事だと思います。
その時に簡単な韓国語が使えないと、時間もかかりますし孤独でモチベーションも下がりやすくなるので、やはり何度も言ってしまいますが、基礎的な韓国語の理解と会話は必須です。
まとめ
韓国語は日本語と文法がほとんど同じであるため、独学しやすく、単語を覚えればある程度のコミュニケーションがとれる比較的習得が簡単な外国語です。
ハングルや韓国語の基礎を独学し、最短で韓国語をマスターしましょう。
以上です。