韓国語の学習方法

韓国語のスピーキング力を効果的に伸ばす方法

韓国語のスピーキング力を上達したい人

韓国語を話せるようになりたいけど、どうやって学習すればいいんだろう?スピーキング力を効率的に伸ばす方法を知りたいです。

こういった疑問に答えます。

本記事のテーマ

韓国語のスピーキング力を効果的に伸ばす方法【論理的に説明します】

記事の信頼性

この記事を書いている僕は、韓国語の学校に通い基礎から韓国語を習得し、現在は日本で会社を経営し、韓国企業とも韓国語でやりとりをしてます。
学習の過程で、韓国語の資格も取得しましたので、僕の実体験も含めて記事を書いていきますね。効率的なスピーキングの学習方法を理解し学習するのとしないのでは、スピーキング力の向上スピードが全然変わってくると思います。

 読者さんへ前置きメッセージ

本記事では「韓国語のスピーキング力をあげたいけど、どうやって学習すればいいか分からないよ」という方に向けて書いてます。

この記事を読むことで、韓国語のスピーキングのメカニズムやスピーキング力向上の学習方法をイメージできるようになると思います。

また外国語を学習する上で一番難しいのが、スピーキング力を向上させること、つまり話せるようになることだと思います。リスニングやリーディングはそこそこ出来るけどスピーキングに自信がない。そんな方が読んでいただけるといいなと思いながら、記事を執筆します。

1.スピーキングのメカニズム

韓国語のスピーキング力を伸ばすということは、どういうことでしょうか?

そして、どういったプロセスを経て、スピーキング力は伸びていくと思いますか?

第2言語の習得は、僕たちの日本語(母語)の習得とは異なるプロセスを通っていきます。

僕たちの母語である日本語は、気づいたらいつのまにかできるようになっていたと思いますが、第二言語である韓国語の場合そうはいかないんです。

なんとなく聞いていればいつかはペラペラになるなんていうことは、残念ながらありません。

では、どうやって、どのようなプロセスを経て、習得するのでしょうか?

第2言語を習得するための3つのキーワード

キーワード

①インプット
②インテーク
③アウトプット

① まずは、良質なインプットを大量に

韓国語には韓国語独特のルールがあります。

発音やリズムまたは語彙、これらを大量に、そして質にも注意しながらインプットをしていく必要があります。

② 次に、インプット情報を自分の中に取り組むプロセス、
  インテークへ、

入ってきた新しい情報を、いかに脳内に深く染み込ませて、定着させていくことができるか。インプット情報をインテーク情報、つまり知識を内在化させることができるか、ここがポイントになってきます。

③ 最後に、アウトプットを通して深い処理へ

インテークが使えるものとなって、自動化されるまで、アウトプットを通してさらに深い処理へ、つなげていきます。

このようなプロセスを一定期間集中して、そして大量に行っていくことが、スピーキング力の習得へとつながります。

つまりスピーキング力を向上させたいのであれば、
大量なインプット→知識の内在化(インテーク)→自動化されるまでのアウトプット
こういったプロセスを経て、身に付いていくということです。

CAF(キャフ)を身につける

韓国語のスピーキング力を向上させたいのであれば、ぜひ身につけていただきたいのがCAF(キャフ)です。

CAFとはComplexity(複雑さ)Accuracy(正確さ)Fluency(流暢さ)の略で、言語能力の高さを表す指標として使われているものです。

現在では、様々な外国語能力判定テストのレベル判定の基準として、このCAFが使われているのですが、このCAFのバランスがよくとれていることが、理想というふうに言われています。

でも実はこのCAFのバランスこれがなかなか難しいんです。

なぜならCAFは、その成長過程で、お互いに影響し合ってしまうという特徴があるからです。

例えば正確さばかりにフォーカスしていると、流暢さがなかなか伸びないとか、あとはペラペラとしゃべること、流暢さだけに注力していると、簡単な文ばかりで、複雑さや正確さなどが伸びていかない、なんていうことが起きてしまうんです。

でもこのCAFをバランス良く習得していくことで、理想とするようなレベルに持っていくことができます。CAFのバランスがとれていれば、簡単なスピーキングができるというだけでなく、より複雑な語彙、文法を正確に且つ流暢に話すことが可能になります。

まとめ

韓国語のスピーキング力を効果的に向上させるには、

大量なインプット→知識の内在化(インテーク)→自動化されるまでのアウトプットに意識して学習を進めていくこと。

そしてスピーキングがただできるだけではなく、それがバランスの良いものとなるようCAFにも注目して学習を取り組むこと。

このようなプロセスを日頃から意識して学習することが、韓国語のスピーキング力を鍛える、効果的な学習方法になります。

以上です。