ヴェルファイアのゴールデンアイズ装備の違い!歴代特徴と中古相場
こんにちは。アルヴェル&ハイエース完全ガイド 運営者の「ホシ」です。
ヴェルファイアで高い人気を誇る特別仕様車がゴールデンアイズですね。
ただ、通常グレードとどんな装備の違いがあるのか迷いませんか。
今回は部品プロの視点から歴代モデルの特徴や中古相場、売却額の差を検証しましょう。
この記事のポイント
- ゴールデンアイズとベースグレードの立ち位置と専用装備の違い
- ゴールド加飾ヘッドライトや漆黒メッキとウルトラスエード表皮の質感
- 20系から30系前期および後期最終型までの歴代モデル変遷
- 新車価格に対する中古車相場と海外輸出で有利なリセールバリューの差
ヴェルファイアのゴールデンアイズ装備の違いと特徴
中古車サイトで20系や30系のヴェルファイアを検索すると、必ずと言っていいほど目に入る人気モデルが特別仕様車の『Golden Eyes(ゴールデンアイズ)』シリーズです。

私は自動車部品メーカーのセールスとして数多くのヴェルファイアの内外装部品や中古流通相場を見てきましたが、ゴールデンアイズは単なる見た目だけのドレスアップ仕様ではなく、ベース車で高額オプションだった実用装備が最初から詰め込まれた非常にお買い得なパッケージになっています。
まずはあなたの車選びにおいてゴールデンアイズがどんな立ち位置にあるのかという結論から、ゴールドに輝くヘッドライトや専用シート表皮、そして20系・30系の歴代変遷まで順番に紐解いていきましょう。
特別仕様車とベースグレードの立ち位置と結論
最初に結論からお伝えすると、ヴェルファイアの『ゴールデンアイズ』はエアロ系の標準グレード(ZやZ Aエディション)をベースに、専用の外装メッキとウルトラスエード×合皮のハーフレザーシート、そしてパワーバックドアや3眼LEDヘッドランプ(30系後期)を特別装備した「コスパとリセールを両立したベストバイ仕様」です。
通常グレードのZと特別仕様車ゴールデンアイズ、そして上位のZ Gエディションの立ち位置を図解にまとめました。
一目でわかる!「ヴェルファイア ゴールデンアイズの立ち位置と特徴」
ベース車両:エアロボディの「Z(30系前期はZ Aエディション)」
7人乗りのリラックスキャプテンシート(手動オットマン・ウォークスルー可)を継承
外装の特別装備:ゴールド加飾ヘッドライト+漆黒メッキ加飾
30系後期では3眼LEDヘッドランプと流れるウインカー・高輝度塗装18インチアルミが標準
内装の特別装備:ウルトラスエード×合皮シート+ブラック天井
夏に蒸れにくく冬に冷たくない専用コンビ表皮と30系後期は大型ハイグレードコンソール付
実用・資産価値:パワーバックドア標準+通常Zを大きく凌ぐリセール
オプション換算で40万円相当の装備が最初から揃っており海外輸出市場でも高値で取引される
標準グレードの『Z』を中古で買うと、シートが全面ファブリック(布)で運転席の間のコンソールも小さく、さらに3眼LEDヘッドランプやパワーバックドアが付いていない個体が大半を占めるのですね。
その点『ゴールデンアイズ(特に30系後期)』を選べば、誰もが欲しがる3眼LEDヘッドライトや大型ハイグレードコンソール、専用ハーフレザーシート、パワーバックドアがすべて最初から標準装備として手に入るわけです。
しかも2列目シートは左右の間を通って3列目へ歩いて移動できる「ウォークスルー対応のリラックスキャプテンシート」になっているため、小さなお子様がいる子育てご家庭にとっては上位のZ Gエディション以上に使いやすい理想のパッケージと言えるでしょう。
ゴールド加飾ヘッドライトと漆黒メッキの外装差
ではまず、車名の由来にもなっているエクステリア(外装・ヘッドライト・ホイール)について、通常の『Z』と『ゴールデンアイズ』にどんな違いがあるのかを詳しく見ていきます。
トヨタ自動車公式の特別仕様車発表リリースにも明記されている通り、ゴールデンアイズはゴールド加飾を施したヘッドランプと漆黒メッキのフロントグリルやガーニッシュ、高輝度塗装アルミホイールを特別装備して精悍な印象を際立たせています(出典:トヨタ自動車公式ニュースルーム『TOYOTA、アルファードとヴェルファイアにゴールドの輝きをまとう特別仕様車を設定』)。
30系後期モデルにおける標準グレードZと特別仕様車ゴールデンアイズ、上位Z Gエディションの主要装備差を比較表にまとめました。
| 比較項目(30系後期) | 標準グレード Z | 特別仕様車 ゴールデンアイズ | 上位 Z Gエディション |
|---|---|---|---|
| ①ヘッドライト仕様 | 2眼LED(標準) | ゴールド加飾3眼LED+流れるウインカー標準 | 2眼LED標準(3眼はOP) |
| ②外装メッキ加飾 | 通常の鏡面シルバーメッキ | 漆黒メッキ(グリル・モール・リア等) | 通常の鏡面シルバーメッキ |
| ③シート表皮・天井色 | ファブリック(布)・明るいグレー天井 | ウルトラスエード×合皮・専用ブラック天井 | 全面合成皮革・明るいグレー天井 |
| ④コンソール・リア扉 | 小型コンソール・手動バックドア | 大型ハイグレードコンソール・電動リア扉標準 | 大型ハイグレードコンソール・電動リア扉標準 |
外装で最も目を引く違いは、ヘッドライト内部のプロジェクター周りにあしらわれた「ゴールドエクステンション(金色のリング加飾)」と、フロントグリルからボンネットモール、バックドアガーニッシュに至るまで統一された「漆黒メッキ」の迫力ですね。
通常のヴェルファイアはギラッとした明るいシルバーメッキですが、ゴールデンアイズは黒味を帯びたダークメッキ(漆黒メッキ)とダークメッキ加飾のLEDフロントフォグランプカバーを採用しているため、顔つきがグッと引き締まって見えるのです。
さらに足元のアルミホイールにも、通常の塗装ではなく金属調の輝きを放つ『高輝度塗装18インチアルミホイール(ハイブリッド車は17インチ高輝度塗装)』が専用装備されており、横から見たときの高級感もひと目で違いが分かる仕上がりになっていますよ。
ウルトラスエードと合成皮革の専用シート表皮
続いて、あなたが毎日座ることになるインテリア(シート表皮・ステアリング・天井色)において、ゴールデンアイズならではの特別な質感をチェックしましょう。

ドアを開けて室内に乗り込むと、通常の『Z』や『Z Gエディション』とは雰囲気がまるで違うことに気づくはずです。
ゴールデンアイズのシートには、高級スポーツカーや航空機のファーストクラスにも使われる東レ製の高機能スエード調人工皮革『ウルトラスエード(パーフォレーション穴あき加工)』と、しっとりとした『合成皮革』を組み合わせた専用のハーフレザーシートが採用されているのですね。
特に20系や30系前期のゴールデンアイズでは、シート中央のパンチング穴の奥からさりげなくゴールドの下地が覗く凝ったデザインが施されており、30系後期ではシックなブラックのウルトラスエードと合成皮革で落ち着いた大人の空間に仕立てられています。
このウルトラスエード×合皮コンビシートの実用上の大きなメリットは、全面合皮のZ Gエディションと比べて「真夏の駐車後に座ってもお尻や背中が熱くなりにくく、真冬の朝でもヒヤッとした冷たさを感じにくい」という抜群の快適性にあるのです。
しかもゴールデンアイズでは、通常のグレードでは明るいライトグレーになっている天井(ルーフヘッドライニング)やピラー(柱の内張り)まで、すべて『専用ブラック』で統一されていました。
加えて運転席のハンドルには『メタルウッド(黒木目調)+本革巻き4本スポークステアリングホイール』が備わり、30系後期ではZ Gエディションと同等の『大型ハイグレードコンソールボックス』やゴールド加飾のスマートキーまで標準装備されるため、室内の高級感は最上級グレードに迫る満足度を誇りますよ。
さらに各ドアのトリム(内張り)にもウルトラスエードが贅沢にあしらわれており、セカンドシートに座るご家族が肘を置いたときのしっとりとした感触まで抜かりなく作り込まれていました。
パワーバックドアや3眼LEDなど快適装備の充実度
見た目のドレスアップ以上にあなたが注目すべきなのが、ベースグレードの『Z』では省かれていた人気の快適装備が、ゴールデンアイズではどこまで標準化されているかという点です。

ヴェルファイアの大きなリアゲート(バックドア)は重量がかなりあるため、小柄な方やお子様を抱っこしている場面で手動で開け閉めするのは意外と重労働になります。
その点ゴールデンアイズには、スマートキーや運転席スイッチ、リアゲート裏のボタンひとつで自動開閉できる『パワーバックドア(挟み込み防止機能付)』が20系・30系前期・30系後期のすべてで標準装備されているのです。
さらにスマートキーをポケットやバッグに入れたまま近づくだけでスライドドアが自動で開く『ウェルカムパワースライドドア&予約ロック機能(スマートエントリー+プッシュスタートシステム)』も特別装備されており、雨の日の買い物やお子様の乗せ降ろしで毎日その恩恵を実感できるでしょう。
そして30系後期のゴールデンアイズで何より嬉しいのが、ベース車Zや上位Z Gエディションですらメーカーオプション扱いだった『3眼LEDヘッドランプ(ハイ・ロービーム)+LEDシーケンシャルターンランプ(流れるウインカー)+LEDクリアランスランプ(デイライト機能付)』が全車に標準装備されていることですね。
加えて、対向車や先行車にハイビームを当てないよう自動で遮光範囲を調整してくれる先進の『AHS(アダプティブハイビームシステム)』や、夜間の交差点で歩行者を見やすく照らす『LEDコーナリングランプ』もセットで備わっています。
室内でもスマホやゲーム機の充電に重宝する『アクセサリーコンセント(AC100V・100W/ハイブリッド車は1500W)』や『ナノイー(最終型IIIはナノイーX)』が標準装備されており、後から高価なオプションを買い足す必要がない完成度の高さがゴールデンアイズの真骨頂なのです。
20系と30系前期から後期最終型までの歴代変遷
ここで、中古車市場に流通している歴代ヴェルファイアの『ゴールデンアイズ』が、20系から30系後期最終型までどのように進化してきたのか、世代ごとの違いを確認しておきましょう。
実は一口にゴールデンアイズと言っても、大きく分けて「20系後期(2012年〜)」「30系前期(2016年〜)」「30系後期(2020年〜2023年)」の3つの世代が存在し、装備内容にも明確な違いがあります。
まず初代20系後期の『2.4Z / 3.5Z Golden Eyes(2012年9月発売・2013年10月にGolden Eyes IIへ進化)』は、ゴールド加飾のHIDヘッドライトとアルカンターラ表皮シート、両側パワースライドドア&パワーバックドアを備え、現在の中古市場では総額100万〜160万円前後で手に入るコスパの高さが魅力です。
続く2016年7月に登場した『30系前期 Z“Aエディション・GOLDEN EYES”(および3.5LのZA“GOLDEN EYES”)』は、リアサスペンションがダブルウィッシュボーン式へ進化して乗り心地が劇的に良くなり、シート表皮も東レのウルトラスエード×クロコ調合皮へとアップデートされました。
ただし30系前期ゴールデンアイズを購入する際に注意したいのは、ヘッドライトが後期型のような3眼LEDではなく2眼タイプのゴールド加飾LEDであり、運転席と助手席の間のコンソールも背の低い「小型スタンダードコンソール」になっている点なのですね。
そして決定版と言えるのが、2020年5月に発売された『30系後期 Z“Golden Eyes”』であり、ここから待望の「ゴールド加飾3眼LED+流れるウインカー」と「大型ハイグレードコンソールボックス」、さらに第2世代Toyota Safety Senseとディスプレイオーディオがすべて標準装備となりました。
なお30系後期ゴールデンアイズは、2021年5月の一部改良でヴェルファイア唯一のグレード『GOLDEN EYES II』へ集約され、さらに2022年5月からの最終型『GOLDEN EYES III』ではオプティトロンメーターに専用ゴールドリング加飾が追加されて空調も「ナノイーX」へ進化しているため、予算が許せば2020年5月以降の30系後期型(無印・II・III)を選ぶのが最も満足度の高い選択となりますよ。
ヴェルファイアのゴールデンアイズ装備の違いと相場
第1章では、ヴェルファイアの特別仕様車『ゴールデンアイズ』が持つゴールド加飾ヘッドライトや漆黒メッキ外装、ウルトラスエード×合皮コンビシート、そして20系から30系後期最終型までの進化の歴史を詳しく確認してきました。
ここからは、実際にあなたが中古車を購入するときに必ず迷う「上位グレード『Z Gエディション』との違い」や「世代別の中古車実勢相場」、そして「通常グレードとの売却リセール差」に踏み込みます。
あなたの家族構成や予算、数年後の乗り換えプランに照らし合わせて、どのゴールデンアイズをどう買えば一番損をしないのかを具体的に検証していきましょう。
ベース車Zや上位Z Gエディションとの比較
30系ヴェルファイアの中古車を検討する際、多くの方が最後まで悩むのが「特別仕様車の『ゴールデンアイズ』にするか、それともカタログ上位グレードの『Z Gエディション』にするか」という選択です。
なぜなら30系後期のゴールデンアイズは、3眼LEDヘッドランプや大型ハイグレードコンソール、パワーバックドアが標準装備されたことで、Z Gエディションとの装備差がかなり縮まっているからですね。
それでもなお残る「ゴールデンアイズとZ Gエディションの決定的な違いと選び分け基準」を図解にまとめました。
どっちが正解?「ゴールデンアイズ vs Z Gエディション 選び分け診断」
2列目シートの違い:手動ウォークスルー可(Golden Eyes)vs 電動VIP固定肘掛(ZG)
チャイルドシート装着時や3列目への車内移動・830mm超ロングスライドならゴールデンアイズが圧勝
運転席シートの違い:手動調整(Golden Eyes)vs 8ウェイ電動+メモリ付(ZG)
夫婦で頻繁に運転を交代しボタンひとつでシート位置を再現したいならZ Gエディションが便利
外装とヘッドライト:3眼LED+漆黒メッキ標準(Golden Eyes)vs 2眼標準・銀メッキ(ZG)
ゴールデンアイズなら全車3眼LED標準でオプション外れがなく特別感のあるダークメッキ外装
高年式(2021年5月以降)の選択肢:Golden Eyes II / III の独壇場
2021年5月以降はZ Gエディションが廃止されゴールデンアイズに一本化されたため高年式なら一択
両者の最大の違いはシート構造にあり、Z Gエディションが「電動オットマン・ベンチレーション・運転席メモリ付パワーシート」を備える代わりに2列目から3列目へウォークスルーできないのに対し、ゴールデンアイズは「手動リラックスキャプテンシート」のため車内移動や830mm超ロングスライドが自在にできるのです。
また非常に重要な事実として、2021年5月の一部改良でヴェルファイアは通常グレード(ZやZ Gエディション等)がすべて廃止され、特別仕様車の『GOLDEN EYES II(翌年はIII)』のみの販売へと一本化されました。
つまりあなたが「令和3年(2021年)5月以降の新しい年式・低走行の30系ヴェルファイア」を中古で探す場合、必然的にこの『ゴールデンアイズ(IIまたはIII)』が唯一にして最高の選択肢になるというわけですよ。
新車時価格と現在の中古車実勢相場の推移
では実際に、歴代ヴェルファイアのゴールデンアイズが新車時にいくらで販売され、現在の中古車市場ではどのくらいの価格帯で流通しているのかを世代別に比較してみましょう。
20系後期、30系前期、そして30系後期(ガソリン車・ハイブリッド車)の新車時価格と現在の中古車実勢相場を比較表にまとめました。
| 世代・モデル区分 | 新車時車両価格(目安) | 現在の中古車実勢相場 | 主な特徴と狙い目ポイント |
|---|---|---|---|
| ①20系後期 2.4Z ゴールデンアイズ / II(2012〜2014年) | 約340万円〜365万円 | 約90万円〜170万円前後 | 100万円台で両側電動ドア&電動リアゲート付が買える |
| ②30系前期 Z Aエディション ゴールデンアイズ(2016〜2017年) | 約376万円〜415万円 | 約210万円〜290万円前後 | 200万円台前半から30系の快適な足回りと専用内装を満喫 |
| ③30系後期 2.5Z ゴールデンアイズ / II / III(2020〜2023年) | 約424万円〜449万円 | 約320万円〜430万円前後 | 3眼LED&大型コンソール標準で海外輸出リセールも高水準 |
| ④30系後期 HYBRID Z ゴールデンアイズ / II / III(E-Four) | 約465万円〜509万円 | 約330万円〜440万円前後 | 新車時より約40万円高かったHV+4WDがガソリン車並みで買える |
新車販売時の価格を振り返ると、たとえば2020年5月発売の30系後期『2.5Z ゴールデンアイズ(2WD)』は4,240,000円であり、ベース車の『Z(3,967,000円)』との価格差はわずか約27.3万円に抑えられていたのです。
3眼LEDヘッドランプやパワーバックドア、大型ハイグレードコンソール、ウルトラスエード表皮、漆黒メッキ外装を個別に換算すると40万円〜45万円相当の価値があるため、新車時点から実質15万円以上もお得なバーゲン仕様だったことが分かりますね。
また中古車相場においては、新車時にガソリン車より約41万円〜60万円高かった『HYBRID Z ゴールデンアイズ(E-Four)』が、ガソリン車とほぼ変わらない330万円〜420万円前後で並んでいるため、雪国にお住まいの方や燃費重視の方にはハイブリッドのゴールデンアイズが特にお買い得ですよ。
海外輸出需要と通常グレードとのリセール差
続いて、あなたが数年後に愛車を売却する際、通常の『Z』や『Z Aエディション』と比べて『ゴールデンアイズ』がどれほど高く売れるのか、海外輸出と国内相場の両面から解説します。

結論から言うと、同じ年式・同じ走行距離で比較した場合、ゴールデンアイズはベースの『Z』や『Z Aエディション』よりも売却時の買取査定額で「約30万円〜60万円以上」高値がつくケースが珍しくありません。
その最大の理由は、マレーシアやケニア、パキスタンなどの海外輸出バイヤーが30系後期ヴェルファイアを仕入れる際、「3眼LEDヘッドランプ(流れるウインカー)」「大型ハイグレードコンソール」「ハーフレザー以上のシート表皮」「パワーバックドア」の4点を必須条件としているからなのです。
標準グレードの『Z』や『Z Aエディション』はシートが布製でコンソールも小さく、2眼LEDヘッドライトの個体が多いため、輸出バイヤーの検索フィルターから真っ先に弾かれてしまい、国内の中古車相場でのみ査定されることになります。
それに対して30系後期の『ゴールデンアイズ』は、輸出バイヤーが求める上記4つの必須装備が最初から100%標準装備されているため、Z Gエディションと並んで海外輸出オークションで激しい競り合いの対象となるのですね。
さらに国内の中古車市場でも「どうせヴェルファイアに乗るなら漆黒メッキとゴールドアイがカッコいい特別仕様車がいい」という指名買い需要が根強く、5年落ち・7年落ちになっても値崩れしにくい底堅さを持っています。
もしあなたが売却時のリセールバリューまで計算に入れて30系後期ゴールデンアイズを選ぶなら、「2.5Lガソリン・2WD(AGH30W)」「ホワイトパール(070)またはブラック(202)」に加え、メーカーオプションの『ツインムーンルーフ(サンルーフ)』と『デジタルインナーミラー』が付いた個体を選べば万全の資産価値を維持できるのですよ。
ゴールデンアイズを中古で選ぶ際のよくある質問
ここでは、ヴェルファイアのゴールデンアイズを中古車で購入する前に、読者のあなたからよく寄せられる4つの疑問にお答えします。
とくに「アルファードのタイプゴールドとの違い」や「8人乗りの有無」「後期型の見分け方」は商談前に知っておくと安心できる重要ポイントです。
疑問をすっきり解消して理想の1台を見つけられるようQ&A形式でまとめましたので参考にしてくださいね。
Q1. アルファードの特別仕様車「タイプゴールド」と装備の違いはありますか?
A. ベースグレード(S vs Z)や専用装備の内容(ゴールド加飾3眼LED、ウルトラスエード×合皮シート、ブラック天井、大型コンソール、パワーバックドア等)は基本的に共通です。フロントマスクの好みで選んで問題ありません。
Q2. ゴールデンアイズに「8人乗り(2列目ベンチシート)」の設定はありますか?
A. ありません。20系・30系前期・30系後期のすべてにおいて、ゴールデンアイズは2列目が独立したリラックスキャプテンシートとなる『7人乗り専用モデル』として設定されています。
Q3. 30系後期の「ゴールデンアイズ(無印)」「II」「III」は何が違いますか?
A. 基本の外装や3眼LED、シート表皮は共通です。2022年5月発売の最終型『Golden Eyes III』では、メーターパネルに専用のゴールドリング加飾が追加され、エアコンのイオン発生機能が「ナノイーX」へ進化しています。
Q4. ゴールデンアイズのウルトラスエードシートは手入れが難しくないですか?
A. 東レのウルトラスエードは水や皮脂汚れに配慮された高耐久な人工皮革です。普段のお手入れは固く絞った柔らかい布で水拭きし、毛並みを軽くブラッシングするだけで美しい風合いを長く保てます。
Q1でも触れた通り、30系後期の中古車市場ではアルファードのタイプゴールドよりもヴェルファイアのゴールデンアイズの方が流通台数が少なく希少性が高いため、人と被らない精悍なスタイルを求める方にはゴールデンアイズがぴったりですよ。
ヴェルファイアのゴールデンアイズ装備の違い総括

ここまで、20系・30系を通じて絶大な人気を誇る特別仕様車『ゴールデンアイズ』について、通常グレードとの装備の違いやシート表皮の質感、歴代モデルの変遷、そして中古車相場とリセールバリューまで徹底解説してきました。
あらためて結論をお伝えすると、ヴェルファイアのゴールデンアイズと通常グレードの装備の違いは、精悍な「ゴールド加飾ヘッドライト&漆黒メッキ外装」だけでなく、「ウルトラスエード×合皮シート」「ブラック天井」「パワーバックドア」「3眼LED&大型コンソール(30系後期)」が最初からフル装備されている点にあるということです。
最後に、あなたが後悔しないゴールデンアイズを選び抜くための4つの重要チェックポイントを振り返っておきましょう。
1つ目は、3眼LEDシーケンシャルウインカーや大型ハイグレードコンソール、第2世代Toyota Safety Senseがすべて標準装備された『2020年5月以降の30系後期型(Golden Eyes / II / III)』を第一候補にすることです。
2つ目は、購入予算を200万円台に抑えたい場合は2016年〜2017年式の『30系前期ゴールデンアイズ』、100万円台前半で探すなら『20系後期ゴールデンアイズ』というように年式ごとの特徴を踏まえて選ぶことですね。
3つ目は、2列目シートに「電動オットマン(ウォークスルー不可)」を求めるなら『Z Gエディション』、「車内ウォークスルー&830mm超ロングスライドと夏冬快適なウルトラスエード表皮」を求めるなら『ゴールデンアイズ』を選ぶことでしょう。
そして4つ目は、数年後の売却リセールまで最大化するなら「2.5Lガソリン・2WD・パールホワイトまたはブラック・ツインムーンルーフ付」のゴールデンアイズを指名買いすることです。
ぜひあなたのライフスタイルとご予算にぴったりのゴールデンアイズを見つけ出し、精悍なスタイルと上質な室内空間に包まれる最高のヴェルファイアライフを楽しんでくださいね。



