韓国語のハングルについて詳しく知りたいです。
分かりました。それでは今回はハングルとは何か?ハングルについて解説します。
ハングルは庶民のために開発された文字
ハングルとは、韓国語を表記する際に使う文字の名称です。昔、朝鮮半島では固有の文字が存在しなかったため、中国の感じを使っていました。しかし漢字の読み方が出来たのは、教育を受けた一部の上流階級の人たちでした。
そこで庶民の事を思い、庶民が自由に会話できる母国語を、当時の王、세종대왕(セジョンデワン)が、民を訓(おし)える正しい音という意味の、훈민정음(訓民正音 フンミンジョンウム)を作りました。
20世紀はじめの1910年に学者たちはその名称を、「大きい、正確な」の意味を持つ「한」(ハン)、「文字」の意味を持つ「글」を組み合わせた、「한글」をに変えました。
「한글」(ハングル)は作った人、公表日、作られた原理が知られている文字なのです。
韓国語・ハングルの文法について
저는 | 한국이 | 좋아해요. |
チョヌン | ハングギ | チョアヘヨ |
わたしは | 韓国が | 好きです |
한국의 | 음식은 | 맛있어요. |
ハンググィ | ウンシグン | マシッソヨ |
韓国の | 食べ物は | 美味しいです |
韓国語の文法の並びは、日本語と一緒です。そのため基本のルールや単語などを覚えれば、日本人にとって、とても親しみやすく、習得しやすい言語と言えます。
例えば英語だと、語順が違うため単語が分かっていても、スラスラと会話が出来ませんが、韓国語だと基本ルールや単語が分かっていれば、語順が一緒のため、格段に習得しやすい言語だと言えます。
日本語と似た読み方のハングルについて
가구 | カグ | 家具 |
교과서 | キョグァソ | 教科書 |
긴장 | キンジャン | 緊張 |
도구 | トグ | 道具 |
자신 | チャシン | 自身 |
韓国ではもともと漢字を使っていたため、漢字が語源になっていて日本語と読み方がすごく似ている単語が多いです。そのため韓国語初学者の方たちにとっても、覚えやすく親しみやすい言語だと言えます。
日本語と似ている単語から覚えていくと韓国語が勉強しやすいと思いますので、まずは日本語に近い単語から覚えていくというのもありだと思います。
それでは、ハングルについての簡単な解説を終わります。
안녕〜