韓国語の文法の「-어야지요」の使い方について解説します。
では、さっそくですが、どうやって使うのか、まず例文を見て行きましょう。
A : 「커피를 많이 마셔서 잠이 않 오네요.」
B:「그럼 커피를 많이 마시지 말았어야지요.」
A:「コーヒーを飲みすぎたから眠気が来ないわ。」
B:「じゃあ、コーヒーを飲まなければ良かったのに。」
使い方としては、話し相手に対して勧誘や助言する時の語尾表現として使います。
また、相手方に返事する時に、自分の意志や相手方への同意を示す語尾表現として使います。
上の例文では、コーヒーを飲みすぎたAさんに対して、コーヒーを飲まなければ良かったのにと、Bさんの勧誘や助言が入ってます。
またこの場合、動詞は、過去形の「말았어야지요」になってますので注意して下さい。
活用形態を知ろう。
それではどうやって「어야지요」を使えばいいのか具体的に見ていきます。
「어야지요」は動詞のみに使えます。
現在形
現在形では、単語によって、「어/아/야지요」を使い分けます。
例えば、「하다」→「해야지요」「만나다」→「만나야지요」「던지다」→「던져야지요」となります。
過去形
過去形では、単語によって、「았/었/였어야지요」を使い分けます。
例えば、「하다」→ 「했어야지요」、「만나다」→ 「만났어야지요」、「던지다」→ 「던졌어야지요」 など、動詞のスペルによって変わります。
それでは、動詞を使った単語で見てみます。
例文を見ながら学習しよう
例文1
A:「계속 야근이라 많이 피곤하겠어요.」
B:「내일부터는 일찍 돌아가 쉬어야지요.」
A:「夜勤続きで、すごく疲れました。」
B:「明日からは早く帰って休まないといけませんね。」
この例文の場合、Aさんの話に対して、Bさんの同意や意思が含まれてます。
例文2
A:「옷을 얇게 입고 나와서 너무 추웠어요.」
B:「날씨가 추운데 따뜻하게 입었어야지요.」
A:「薄着で出てきたので、すごく寒いです?」
B:「気温が寒いので、温かい服装で来ないといけませんよ。」
この例文の場合、Aさんの話に対して、Bさんの勧誘や助言が含まれてます。
例文3
A:「이제 앞으로 어떻게 할 생각이예요?」
B:「우승하기 위해 더 열심히 연습을 해야지요.」
A:「これからどうするつもりですか?」
B:「優勝するために、もっと一生懸命、練習しないといけません。」
この例文の場合、Aさんの話に対して、Bさんの意思が含まれてます。
例文4
A:「아직도 그렇게 술을 많이 마셔요?」
B:「건강을 위해서 이제부터는 술을 끊어야지요.」
A:「まだそんなにお酒を飲むつもりですか?」
B:「健康のためにこれからは、お酒を絶たないといけません。」
この例文の場合、Aさんの質問に対して、Bさんの同意や意思が含まれてます。
例文5
A:「미안해요.택시를 탔는데 길이 많이 막혔어요.」
B:「그럼 지하철을 탔어야지요.」
A:「すみません。タクシーに乗ったのですが道が混んでまして。」
B:「それなら地下鉄を乗るべきでしたよ。」
この例文の場合、Aさんの質問に対して、Bさんの勧誘や助言が含まれてます。
まとめ
今回は、「-어야지요」について、いくつかの例文を用いて見てきました。
話し相手に対して勧誘や助言、または、自分の意志や相手方への同意を示す語尾表現として、「-어야지요」を使います。
学習時のアウトプット時に、意識して使って、友達や知り合いからと会話をする時に、すぐに「-어야지요」とでるくらいに体に覚えさせましょう。
今回は以上です。
それでは、안녕〜